集英社文庫<br> 楊令伝〈15〉天穹の章

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集英社文庫
楊令伝〈15〉天穹の章

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087468656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

漢(おとこ)たちはどう生き、闘ったのか。堂々完結!
楊令率いる梁山泊は、自由市場を認めない南宋と激闘を続ける。一方で、金国も梁山泊奇襲を画策していた…。新しい国を夢み、中原を駆け抜けた漢たちの物語、完結!(解説/イオアニス・メンザス)

内容説明

新しい国の実現を賭けて、梁山泊軍は南宋軍と最後の闘いを続ける。宣賛は、自由市場を認めるよう金国と交渉を始めた。やがて自由市場は江南を席巻し、物流を握る梁山泊の勝利は目前と見えた。だが、百年に一度の大洪水が、梁山泊を襲う。数多の同志の死を胸に秘め、楊令は吹毛剣を手に、敵将・岳飛の前に立つ。混迷の時代に、己の志を貫いた漢たちはどう生き、闘ったのか。楊令伝、夢幻の最終巻。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

265
意外な展開と主要キャラの死が相次ぐ。ただ、方蝋戦以降のテンションダウンから巻き返しにはいたらず、暗い色調が通低し、英傑の散り際にも、水滸伝の頃のような、熱く胸に迫ってくるものが、どこか足りない。水滸伝ではよく用いられた「生ききった」という言葉が、楊令伝ではあまり使われず、特にこの巻で描かれる古参の死には、諦念であったり、枯れた趣のものが多い。新世代は新世代で、大きな戦に埋没して、人格を感じさせない最期。リアリティといえばそうなのだが、私がもっと年齢を重ねると、違った見え方になるのかもしれない。2022/02/09

しんごろ

201
正々堂々と正面から梁山泊にぶつかる岳家軍。金国の思惑。そして古くから梁山泊にいる漢達の男気。さらにまさかの大災害。気になって気になってページをめくる手が止まらない。なんといっても梁山泊と岳家軍の死闘が圧巻。更には、まさかの呉用の進化。北方水滸伝の真骨頂!スゴすぎる。しかし、なんという幕切れ。こんなのありなのか。いや信じたくない。信じたくないぞ。楊令伝は完結してしまったが、『替天行道』の旗がある。梁山泊にまだ漢達がいる。梁山泊の行く末を見続けに『岳飛伝』に進んでいきたい。2019/03/08

レアル

101
『水滸伝』を読み始めたのが、昨年9月。そしてとうとう『楊令伝』も読み終えてしまった。感無量!っていうより、まだまだ続きそうなお話で~♪次は『岳飛伝』が待っているのね。『岳飛伝』は文庫を待つとして、一先ず別の北方さんの本でも読もうかなぁ!この続きがどう次の物語に繋がっていくのかが楽しみ!2013/09/21

財布にジャック

82
終わっちゃいました。本当に終わってしまいました。ネタバレ出来ないことで、かえって胸が詰まり、感想を書くことが物凄く苦痛です。しかし、15冊読み続けられて梁山泊の皆と共に、ここまで辿り着けて幸せでした。意外な人が生き残り、意外な人が死んでゆくので、納得できない部分もありましたが、それも運命なので仕方のないことなんですよね。そう思いながらも涙が止まりません。どんなことがあっても、私の大好きなあの人(ネタバレになる為名前はふせます)にだけは生き残って欲しかったのに…かなわぬ夢となりました。2012/09/04

オカメルナ

60
読み終えてしまった。感想をどう残して良いのか分からず3日も経ってしまった。最終巻は息詰まる戦いの連続で(私が)息も絶え絶え。今年1月「水滸伝」を読み始め「楊令伝」まで追走って来た。「水滸伝19」の読了時にも感じたことだけれど、達成感というより寂寥感でいっぱい。北方水滸ワールドに嵌りまくり、闘う漢達の姿に一喜一憂し、力が入りすぎて重度の肩こりになり、片頭痛は悪化・・・まさかこんなに北方水滸ワールドに嵌りまくるとは思いもしなかった。これから「水滸伝」を再読しよう♪私の読書歴の中で、とても大切な存在となった。2012/11/29

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