集英社文庫<br> 楊令伝〈14〉星歳の章

個数:
電子版価格
¥555
  • 電書あり

集英社文庫
楊令伝〈14〉星歳の章

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 17時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087468526
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

完結を前に、物語は大きな山場を迎える
自由市場を栄えさせ、物流を活発化させる梁山泊の新しい国のありかたは、他国の根幹を大きく揺さぶり始めた。楊令らは青蓮寺の赫元を尋問し、南宋の皇太子の出生の秘密を知る。(解説/東えりか)

内容説明

梁山泊軍を出奔した李英の行方を追って、姉の李媛も姿を消した。侯真は致死軍を率いて、二人の捜索に向かう。だが、開封府で扈成と面会した李英は斉の将軍となり、岳家軍との戦に出陣した。一方、楊令らは、赫元の尋問によって、南宋皇太子出生の秘密を知る。やがて中原一帯には自由市場が立ち、梁山泊が支配する物流の勢いは、ついに南宋にまで広がろうとしていた。楊令伝、怒涛の第十四巻。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

256
物語が息を吹き返し始めた。前巻ラストで不穏な気配を漂わせていた李英が、ここにきて、一気に漢を上げて散っていったのを皮切りに、そこからは旧世代の退場が相次ぐ。半ば老害と化していた戴宗も、最期は男前。唯一、李媛の死だけがなんの感慨も湧かないものであり、登場時から一切成長しないまま、一片の存在意義も残せず、哀しい気持ちになった。金国も世代交代が起き、帝の勅遺が終話の引き金となるだろうことは明白。こういう勅遺に至った経緯を振り返ると、梁山泊側の過去の対応も、露骨に呉乞買を侮ったものだったのでまずかった。2022/02/05

しんごろ

191
梁山泊、南宋、金国とそれぞれ国の威信と思惑を抱えて死闘が行われようとしている。商いによる死闘から軍での死闘!まさにこれぞ北方水滸伝の真骨頂!そう、これがみたかった。そんな中、梁山泊の古参の漢達に新世代の漢達が…。李英、おまえの心の梁山泊の志と気高さをしかとみたぞ。戴宗、酒に溺れてイヤな奴になってたけど、なんだかんだで格好よかったぞ。阮小二、船にたいする想いをしかとみたぞ。次作が泣いても笑っても最終作。梁山泊よ永遠なれ!2019/02/05

レアル

85
梁山泊vs南宋の全面対決が始まった。ラストが近づいていると言うのに最終決戦という感じがしない。。梁山泊の漢は生き様はもちろん、死に様まで魅力的!そして次は遂にラスト巻、楊令が描いた国造りがどのような結末を迎えるのかが楽しみ!2013/09/18

Kircheis

67
★★★★★ 何だかんだで盛り上がって来た。 李英がやはり単なる裏切り者ではなかった点、煩い老人だった戴宗の最後の輝きなど。 そして、最終巻に向けて全面戦争が始まる。2018/04/14

財布にジャック

62
この巻を通勤電車の中で読もうとしたこと自体が、間違いでした。ここまで泣かされることを予想していなかったので、困ったことになりました。水底の目立つ所に死んだ同志の名前をつけている童猛の気持ちが私に乗り移ったかの如く、水滸伝から今まで亡くなってしまった皆のことが、うわぁ~っと頭の中に押し寄せてきて、涙を止めることが出来なくなりました。更に、後半の手に汗握る戦いでは、頁を捲るたびに誰か死んだら嫌だとびくびくして震えてしまいました。正直、最終巻が怖いです。2012/08/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5199140
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。