集英社文庫<br> 楊令伝〈7〉驍騰の章

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集英社文庫
楊令伝〈7〉驍騰の章

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087467703
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

楊令と、童貫。雌雄を決する戦いが始まる。
童貫率いる禁軍が、ついに梁山泊討伐に出動する。梁山泊は、頭領・楊令を中心に結束を強め、迎え撃つ準備をかためた。緒戦は童貫の部下・岳飛軍と、梁山泊の花飛麟軍が激突する。(解説/宇梶剛士)

内容説明

童貫率いる宋禁軍が、ついに梁山泊討伐に出動した。開封府では、燕青と侯真が、不穏な動きを見せる青蓮寺の妓館を探っている。梁山泊は楊令を中心に結束を強め、童貫を迎え撃つ準備をかためた。張平は黒崎兵を離れ、新たに編成した青騎兵を率いる。花飛麒軍が、宋禁軍の先鋒・岳飛軍と激突し、史進遊撃隊に入った呼延灼の息子、穆凌は、趙安の首を狙って疾駆する。楊令伝、白熱の第七巻。第65回毎日出版文化賞特別賞受賞。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

274
焦らしに焦らして期待値を高めた対童貫戦。方臘戦の沸点が凄まじく高かったので、いささか心配。この巻は、笛に関するエピソードが、印象的。張平に馬麟、そして燕青の間で交わされる、笛に関する何気ないやり取りが妙に余韻を残す。それが、呉用の変化や、梁山泊古参連中の、懐古的な会話の合間に上手く配置され、ゆったりと機運が高められ、穆凌と趙安がさりげなくクローズアップされてきたかと思ったら、戦場でいきなりの衝撃的な幕切れがあり、心拍が上がった。親子のバトン渡しの描きかたとしては見事。高俅の末路もある意味見どころ。2022/01/23

しんごろ

184
ついに宋禁軍と決戦!探り合い、意表を突く、奇をてらう、大胆、そんな感じの闘いだが、ものすごい緊張感を加えて、激しい闘いにページをめくる手が止まらない。呼延灼と穆凌の親子の絆に涙。ただただ涙。そして、呉用が何か弾け、楊令は何ともいえない感情をむき出し、まだまだ漢としての成長を感じる。それにしても、闘いが始まったばかりなのに、この激しさはなんなんだ。次巻が気になってしょうがない。2018/08/30

レアル

105
梁山泊と童貫との決戦が始まった。激しい闘いの中でもいろんなドラマがあった。父としての呼延灼の生きざまが格好良かったし、不器用な父親の愛情に涙した。そして高俅。。禁軍であれだけ中心人物だったにも関わらず、外されてしまうと失墜の凄さも驚きだった。この章はとても熱い一冊だった。2013/06/14

財布にジャック

66
前半は朝の通勤電車で読み、後半を忘年会が終わった後、帰りの電車で読んだのが大きな間違いでした。戦いが始まり「梁山泊~!頑張れ~っ!」と応援しながらハイテンションで読んでいたのに、最後の最後に酔いがすっかりさめてしまいました。解っていたはずなのに、北方さんの演出に、またまた泣かされてしまいました。命を賭けてのドラマがまた一つここに…どう生きるかも大切ですが、どう死ぬかがいかに大切なのか、考えさせられました。2011/12/24

Kircheis

60
★★★★★ ついに梁山泊と禁軍の総力戦がスタート。 そんな中、あの呼延灼が逝く。 その最後は「水滸伝」の楊志や雷横と並ぶカッコ良さ。 やっぱいいね。2018/04/07

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