内容説明
「顰蹙は金を出してでも買え」「新しく出ていく者が無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか」。百人中百人が失敗を予見する中、幻冬舎を創立し、常識破りの戦術で上場企業に押し上げた著者。その根底には文学に対する熱い想いがある。作家、ミュージシャン、演劇家などさまざまなジャンルの表現者との濃密な交流は、まさに終わりなきデスマッチ。痛みのないところに前進はない。精神の格闘家、激闘の記録。
目次
序章 悲惨の港を目指して―暗闇のなかでの跳躍
第1章 SOUL OF AUTHOR(傘をなくした少年尾崎豊;『誕生BIRTH』尾崎豊 ほか)
第2章 SOUL OF EDITOR(三人の大家ときらめいている新人三人を押さえろ;自分を変えるものしか興味はない ほか)
第3章 SOUL OF PUBLISHER(常識って、僕より無謀です;見城徹の編集作法 ほか)
オンリー・イエスタディ あとがきに代えて
著者等紹介
見城徹[ケンジョウトオル]
1950年静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。75年角川書店に入社。93年角川書店を退社し、幻冬舎を設立。2003年ジャスダック上場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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