内容説明
初デートから10日後に結婚!?運命の出会いは42歳のとき。自立した男と女が一緒に暮らすようになって見えてきたこと。それはコミュニケーションの大切さ。甘え合ったり、依存し合うだけでは、やっていけない。キチンと自分のしたいこと、自分の思ったことを相手に伝える。それがふたりで暮らしていくためのルール。パートナーとの日々の体験をもとに、漫画の名場面を交えつつ、幸せになるためには、を考える。
目次
1 恋愛はリングの上で
2 ピンで立ってくれ
3 王子様なんか来やしない
4 言わなきゃわからん
5 I(アイ)メッセージで伝えよう
6 I(アイ)メッセージを受け取ろう
7 自分をあきらめない
著者等紹介
槇村さとる[マキムラサトル]
1956年、東京都生まれ。漫画家。73年少女漫画誌「別冊マーガレット」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
54
ピンで立つことの意味、これは20代ではなかなか語れないですねぇ。中年ならではの言葉です。突然の恋から結婚になり、ケンカしながらも2人で生きていくというエッセイでした。恋愛相談のコーナーでは、イマジン〜おいしい関係の作品が出てきて、キャラクターたちの台詞や槙村さんの一言があって楽しめました。こういう結婚も素敵です。2015/09/24
なるみ(旧Narumi)
19
何度も入浴中に再読した、お風呂読書の友。パートナーと暮らすこと、自立すること、槙村節が響く一冊でした。2016/09/29
*mayu*
11
42歳で電撃結婚した人気漫画家の著者による結婚のススメ&結婚に至るまでの軌跡。所々彼女の著作を参考に様々なことについて語られるんですけれどもまぁこれがわかりやすい!あと割と心にグサグサ刺さる指摘も多数(笑)ノロケも楽しく書いてあって読んでいて気持ち良かったです。対人関係って本当に難しいなぁ…コミュニケーション能力鍛えたい。2015/04/06
バーベナ
7
欲望や金銭感覚の「すり合わせ」に目を向けざるを得なくなった時期に偶然出合った一冊。「私はこう思うの。あなたはどう思う?」と、まず自分の気持ちを使えるIメッセージの重要性が身に沁みる。自分を尊重するからこそ、相手と向き合い意見を受け入れることもできる。「すり合わせ」はここから始まる。2011/01/10
ミズカ
5
オリジナルが2003年に出ていて、その頃絶対に読んだはず。今読んだらどう思うのだろう?と思い、手に取ってみた。「家に帰ったら明かりが点いていて~」とぽんやり結婚願望を唱える若い男に鼻息荒く詰め寄ったなんてエピソードもあったけど、今でもキラーフレーズだろうと思う。既に会社勤めだった12年前でも「バリバリ働く女性」は対岸の火事だった。そして現在は「バリバリ」かはさておき「結婚=家庭に入る」とは言い難くなっているのを実感している。2015/06/07