内容説明
著者がイギリスで出会った一篇のメモ。それが一人の男の生涯を支えてきたとは!手紙、メール、カードなど、心を託して贈られた文字には、喋り言葉とは違う、相手の心の奥深くに届く、不思議な力がある、そして輝き続ける。様々な人の運命をかえた言霊の力を綴る、感動エッセイ。
目次
第1章 愛を育み、豊かな人生へ導く言葉の力
第2章 メールで伝わること、メールだから分かり合えないこと
第3章 仕事を成功させる文章のコツ
第4章 英語を書き続けることで運命を開く
第5章 家族に書く手紙には偉大な力がある
第6章 命を支えたメッセージ
著者等紹介
井形慶子[イガタケイコ]
長崎県生まれ。28歳で出版社を立ち上げ、結婚と暮らしをテーマにした情報誌「ミスター・パートナー」創刊、現・編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わんつーろっく
6
本棚の肥やしになって埋もれていた文庫本を持って、青春18きっぷの旅へ。著者は旅先で、特異な体験や見たこともないほどの美しい景色を目の当たりにした時、心が「伝えたい」と渇望し、手紙を書くという。私は牛に引かれて善光寺詣りへ。表参道食べ歩きチケットでお得に果敢に食べ歩き。無責任な匿名の手紙やメールが、人を壊すリスクを抱えている反面、たった一行のメモでも心に響いて捨てられないこともある。そんな言葉の力を信じよう。あぁ、おやき美味しかった。2018/08/19
Junichi Wada
5
タイトルに惹かれて買って本棚の肥やしになっていたものを読了。内容は友人知人からの伝聞や欧米人の手紙を讃歌するような内容で、日本人の手紙の文面には行間の美がないと酷評。個人的には読む終わるのに努力が必要でAmazonの書評は酷評されていると思ったら以外と高評価2016/05/04
あいくん
0
☆☆☆井形さんはイギリスに70回も渡航していて、イギリス人の知恵を日本での暮らしに生かそうというエッセイです。インターネットでのつきあいで、リアルに会って失望することがあります。ネットではあんなに話がかみ合ったのに、会ってみると意外に話が弾まなかったりします。そうならないためには、抽象的なやりとりではなく、生活を語るとよいです。ささいな日常的なことをやりとりすると、相手のことがわかってきます。メル友とは会わない方がよいという考え方も一面の真理をついていると言えます。2012/04/20