集英社文庫<br> 岳飛伝〈13〉蒼波の章

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集英社文庫
岳飛伝〈13〉蒼波の章

  • 北方 謙三【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087456592
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

岳飛は南宋軍の侵攻を退け、秦容軍と連携しての北上を模索。水軍の李俊は、南宋水軍へ放棄した沙門島の奪回に成功。金国の海陵王は大軍で子午山を挑発したため、史進の逆鱗に触れ──。(解説/小山進)


内容説明

奇策・霞作戦で挑んできた辛晃だったが、岳飛は高山兵を遣って景〓(ろう)を奪取した。劣勢の辛晃軍は、梁岳道を突くが、秦容と岳飛に阻まれ敗走。南宋の太子暗殺計画を知った燕青は李師師の元に向かうが、自身は深手を負い、彼女は既に毒に冒されていた。梁山泊水軍の李俊は、南宋の手に落ちた沙門島の奪回に成功する。金国の海陵王は、大軍で子午山を挑発し、史進の逆鱗に触れ―。生滅流転の第十三巻。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞。17年、「大水滸伝」シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

257
やはり、なんといっても史進と李俊の印象が強く残る。しかし、海陵王の人間味溢れる弱さに、著者の愛着を感じるのは間違いだろうか。史実に沿って描けば、もっと卑小で残虐な人物となりそうなものが。どこか切って捨てることの出来ない、見方によっては得な性分をしており、なかなかのお痛をしても、兀朮すらがどこか甘くなってしまう。このまま少しずつ良くなっていくのか、暴虐に目覚めてしまうのか、その辺りも楽しみ。とはいっても、それは岳飛伝では収まらなさそう。いよいよ終盤に差し掛かり、ここからは戦場面が増えていきそうだ。2022/03/21

しんごろ

217
久しぶりに戦いの連続。李俊率いる梁山泊水軍が沙門島奪還に激闘。李俊、熱いぜ。金国の海陵王、戦で自分の存在を示したい。しかし戦う場所が悪かった。史進の逆鱗に触れる。史進、格好良すぎるぜ。海陵王、とにかく何が何でも戦に挑む。南宋に挑む海陵王。それを咎めるような兀朮の活躍。南宋の総帥、程雲の実力も明らかになる。岳飛、秦容の連合軍も進出。いよいよ激しい戦いが各地で待ち受けるのか。久しぶりに聚義庁の宣凱、王貴登場。場所、環境は違えど王貴と王清は幸せであってほしい。そして李俊…叶わぬ恋…切ない。2021/02/21

眠る山猫屋

57
子午山を狙うなんて・・・史進の逆鱗に触れないわけがない。圧倒的な九紋竜の戦闘力を見れて、なんだかスッキリ。李俊の決死の沙門島奪還作戦では、いよいよお別れか・・・と思わせておいての飛翔、生きて還って約束を果たす、やっぱり熱い漢だったよ李俊。さて中華全土が不穏な空気に包まれつつあり、事態は動き始めるのかな。民に埋もれて生きてきた王清は平穏な暮らしを守れるのだろうか。読み始めると止められなくなりそう。2020/01/22

sin

53
金国の新たな帝・海陵王は中華征服の意志を持って禁軍を増強する。南宋侵攻への一手か?或いは金軍総帥・丌朮の動きを謀るためか?梁山泊の逆鱗・子午山に迫るも史進の遊撃隊によって苦もなく追い散らされてしまう。丌朮は海陵王の南征には一線を引き梁山泊に備えて自軍の強化に努める。梁山泊は沙門島を奪還し、南方では岳飛が小梁山の秦容と北への進撃の手はずを整える。丌朮に投げ掛けられた海陵王の真意!作者に語るのを許された男と、語るのを許されたときに語らして貰える男の独白を交えながら中華全土を揺るがす戦いが幕を開ける。2022/12/22

ポチ

50
李俊が、史進がいいなぁ。まだまだ2人には生きていて欲しい。2022/05/14

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