集英社文庫<br> 江戸前 通の歳時記

個数:
電子版価格
¥506
  • 電書あり

集英社文庫
江戸前 通の歳時記

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月24日 19時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087455571
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

成熟は舌とともにあると考える池波流“通"の嗜み。下町生まれの作家が、人生の折々に出会った忘れられない味。東京に残る“江戸前"を味わう暮らし。本物の食通による名エッセイ集。(挿絵/矢吹申彦)




池波 正太郎[イケナミショウタロウ]

内容説明

“てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように、揚げるそばからかぶりつくようにして食べていかなきゃ”「通のたしなみ」より。―料理人が喜ぶ意外な食べ方から、小鍋だて、白魚の卵落とし、鯛茶漬、小鰭の親子等々、旬の味を堪能する料理まで。食通作家をうならせた酒肴のメニューと人生の折々に出会った忘れられない味。本当の通のたしなみを知る食道楽による名エッセイ集。

目次

1章 江戸前とは(深川の二店)
2章 味の歳時記(一月 橙;二月 小鍋だて ほか)
3章 江戸の匂いのする情景(どんどん焼;好物雑感 ほか)
4章 通のたしなみ(鰭屋へ行ったときはシャリだなんて言わないで、普通に「ゴハン」と言えばいいんですよ。;そばを食べるときに、食べにくかったら、まず真ん中から取っていけばいい。そうすればうまくどんどん取れるんだよ。 ほか)
5章 食べる

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年1月25日東京生まれ。戦後都庁勤務の傍ら長谷川伸氏に師事して戯曲、小説を発表。60年『錯乱』で直木賞受賞。77年には第11回吉川英治文学賞を受賞。90年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴンゾウ@新潮部

101
久しぶりに池波さんのエッセイを読んだ。一部既読のエッセイもあったが食に対して真摯に向き合う姿勢に共感した。昭和の男の茶目っ気たっぷりのダンディズムを感じます。2019/10/28

honyomuhito

84
メシテロみたいな池波正太郎の酒肴エッセイ選集。美味しそうなものしか出てこない。鯛の刺身をやるときは生醤油へ良い酒を少し落し、濃く入れた熱い煎茶に塩をひとつまみ入れて吸い物がわりにして御飯。春先には蛤にウドをあしらった塩味の吸い物。時は刻々と移い変わっていく。人は生まれながらに死に向かいつつ、生きていくために食べなければならないという矛盾を抱えている以上、せめてうまく(旨く)死にたいということですよね池波先生!https://chirakattahondana.com/江戸前-通の歳時記/2019/04/11

ちゃとら

79
お腹が空いてくる、シンプルだけどとても美味しそうな本でした。池波正太郎さんの多くの作品はテレビで拝見して本を読んだのは初でした。食通だとは知っていたけれど(曽祖母が亡くなった時、貯めていた貰った駄賃で、上野松坂屋にビーフステーキを食べに行った。)凄い子供😱通の食べ方で、作り手の食べて欲しいタイミングを描いてましたが、カウンター席で、握り鮨を乾かしながらスマホいじってる人を見ると、なんだかな〜と思います😅💦2019/09/01

k5

70
江戸力強化月間②。読んでいる間じゅう生唾が止まらない圧倒的な筆力です。正直、小説よりも面白かったかも。池波正太郎が小学校を出てすぐに株式仲買人のところで働きはじめたのは有名な話ですが、その年齢で金を惜しまず銀座でうまいものを食べようというセンスがかっこいい。また、お母さんやお祖父さんのエピソードもしみじみいいです。2022/05/04

くぅ

55
出産後の一冊目。これしきの厚さの文庫になんと20日くらいも費やした(笑)でも、美味しい話と古きよき時代の話が盛りだくさんで忙しい日々の中、気が休まりほっこりとした気持ちになれた。そんな貴重な時間を20日かけて満喫したと考えよう♪過去のエッセイから文字通り美味しいところを切りとった一冊。久々に深川・門仲あたりに繰り出して深川飯が食べたくなっちゃった。あとはやっぱり小鍋だてと湯豆腐に冷奴。高級食材を惜しげなく盛りだくさんにしたメニューより、旬の食材を素材の味をいかして頂くのが贅沢だと感じた。2017/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11584529
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。