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集英社新書
書物の達人 丸谷才一

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087207415
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0295

出版社内容情報

小説、随筆、評論、翻訳、連句など幅広い領域で活躍し、文学における「達人」であった丸谷才一の業績を、各界の第一人者であり、かつ生前の丸谷と親交が深かった豪華講師陣が、多角的に解読する一冊。

内容説明

小説、随筆、書評、翻訳、連句など幅広い領域で活躍し、まさに文学における「達人」であった丸谷才一。その文学世界を解読して大好評を博した連続講演(世田谷文学館 二〇一三年)を書籍化。各界の第一人者であり、かつ生前の丸谷と親交が深かった豪華講師陣が、丸谷文学の全貌を多角的に明らかにする。文芸評論、書評、和歌、フランス文学、歌舞伎…視点の異なる各論考が“丸谷才一”で一本につながり、大文学者の多彩な魅力が改めて浮かび上がる。生前の丸谷との貴重なエピソードも収録。

目次

第1章 昭和史における丸谷才一(川本三郎)
第2章 書評の意味―本の共同体を求めて(湯川豊)
第3章 快談・俳諧・墓誌(岡野弘彦)
第4章 官能的なものへの寛容な知識人(鹿島茂)
第5章 『忠臣蔵とは何か』について(関容子)

著者等紹介

菅野昭正[カンノアキマサ]
フランス文学者。世田谷文学館館長。1930年神奈川県生まれ

川本三郎[カワモトサブロウ]
評論家。1944年東京都生まれ

湯川豊[ユカワユタカ]
文芸評論家。元文藝春秋編集者。1938年新潟県生まれ

岡野弘彦[オカノヒロヒコ]
歌人。國學院大學名誉教授。1924年三重県生まれ

鹿島茂[カシマシゲル]
フランス文学者。明治大学教授。1949年神奈川県生まれ

関容子[セキヨウコ]
エッセイスト。東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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