内容説明
生活習慣病の最大の原因とされている「肥満」は、狭心症や心筋梗塞といった心疾患を誘発する。特に男性の生活は不規則になりがちで外食も多く、女性に比べて太りやすい状況にあり、そうしたリスクが大きい。それでは男性は、どうすれば無理なく簡単に、挫折せず痩せられるのか。ほんの少しのダイエットが、実は大きな生活習慣病予防につながることはあまり知られていない。肥満患者を診察し続けてきた医学博士である著者が、その方法を易しく、分かりやすく伝授する。
目次
第1章 ダイエットがうまくいかない理由
第2章 「やせなさい!」これだけある肥満の恐怖
第3章 これならできる!肥満症とメタボ対策の数値目標
第4章 外食メニューと上手に付き合う
第5章 やせるための食べ方とお酒の飲み方
第6章 通勤をいかして運動効果をアップ
第7章 奥さん任せにせず、食の知識や技術を身につける
著者等紹介
井上修二[イノウエシュウジ]
1938年生まれ。東京大学医学部卒業。日本肥満学会名誉会員(元理事長)。医学博士。桐生大学副学長兼医療保健学部長。共立女子大学名誉教授。聖マリアンナ医科大学、昭和大学医学部、国立健康・栄養研究所客員研究員。瑞宝小綬章受章、日本肥満学会功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ごへいもち
18
標準体重に近づけるのではなく今より5%減にすればいいというのがへぇ~そうなのかと統計で納得させられた。その後もっと減らしたければ減らせばいいしそのままでもいいんだって。数十キロもオーバーしている人にはうれしいかも2011/10/05
かず
15
良書だと思います。その理由は「無理なことは書いていない」点。流石世界的権威です。ダイエット本というと「○○を食べれば即痩せる」というイージーなものか、逆に「毎日1万歩」というしんどいものか両極端ですが、本著は「毎日1時間20分程度歩けばOK(意訳)」とあり、これなら続きそうです。半年かけて5%~3㎏減らし、暫くは慣らすことが重要とのこと。減らせばよいというものではないのですね。これまで極端な取り組みをして結局リバウンドさせてきましたが、定期的に読み返して、今度は気長にやろうと思います。2017/09/26
ケン五
12
健康管理は大切だ。ダイエットの王道は、食事と運動。焦らず、諦めず、大きな減量を望まず、減った体重を維持する。誰もが分かっちゃいるけど、それが難しい。食にももっと注意を払わなくっちゃ。2011/08/25
Koji
1
内容はもう分かっている。モチベーション維持のために流し読み。2023/02/08
Stair512754
1
特に目新しいことは書いてません 至極まっとうなことばかり 最終章に書いてあった ①食事日記をつける ②生活活動日記をつける ③毎日歩数をはかる ④毎日体重をはかる ⑤体脂肪をはかる ⑥積極的にわが家のキッチンに立つ の6項目は②以外はもう何年も継続してるわな ちなみに昨日の体重は73.8㎏、体脂肪率20.6%でした 昨日知り合いが2年振りに店に来たが、27㎏も痩せていて、最初全く誰だか分かりませんでしたわ(笑)98㎏→71㎏だそうです2021/07/20
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