集英社新書<br> 自由の壁

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集英社新書
自由の壁

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087205114
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0236

内容説明

日本人にとって自由とは何だったのか。そして、平等とは?「自由」をキーワードに、儒教、道教、仏教など東アジアの伝統思想と近現代の代表的日本人の歩みを振り返ると、独自の哲学や行動を生んだ陽明学の役割などが見えてくる。「自由」の観点から近現代史に新たな照明をあて、戦後民主主義の問題点も鋭くえぐり出す。あなたを古い考え方の束縛から解き放ち、勝手気ままではない、本当の自由を身につけるためのヒントに満ちた一冊。

目次

序章 自由って何?(理不尽という壁;いま考える「自由」という言葉 ほか)
第1章 陽明学と近代日本(誰が、いまの「自由」という語を使いはじめたか?;「自由」の東西の決定的なちがいは? ほか)
第2章 皇国史観と戦後の「自由」(戦後、占領軍の支配下での「自由・平等」;GHQによる報道管制 ほか)
終章 自由への道(ポスト冷戦と自由の問題;冷戦期との決定的なちがい ほか)

著者等紹介

鈴木貞美[スズキサダミ]
1947年生まれ。東京大学文学部仏文科卒。国際日本文化研究センター教授。総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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1
自由って何?: 理不尽という壁 自由と責任 宗教からの自由、宗教を選ぶ自由 自由と平等の関係 陽明学と近代日本: 「自由」の東西の決定的なちがいは? なぜ、中国や日本では自由が好き勝手になってし まうか? 西洋における自由が勝手気ままにならないのは、なぜ? 皇国史観と戦後の自由: 石原莞爾神話 伏線のない成りゆきに、あとからつけたストーリーが東京裁判史観? 戦後民主主義と大正デモクラシーのちがい 日本の近代文化は西洋と東洋の分裂か混血か? 自由への道: ポスト冷戦と自由の問題 自分の考えから自由になる?2022/01/05

孤独な読書人

1
絶対主義に陥らないように自分の考え方をチェックする必要があると思った。2011/10/22

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