集英社新書
徳川家康の詰め将棋 大坂城包囲網

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087204766
  • NDC分類 210.52
  • Cコード C0221

内容説明

大坂城包囲網とは、関ヶ原の戦いの後に、豊臣家や西国大名を封じ込めるために、徳川家康が築いた城郭群のことである。姫路城、名古屋城、彦根城、伏見城、伊賀上野城、等々、日本が誇る数々の名城群は、関ヶ原以後も強大な経済力を温存し、朝廷という権威を後ろ盾にしていた豊臣家との正面衝突を恐れた家康による、十五年がかりの持久戦の軌跡でもあった。本書は、それらの城を実際に訪ね歩き、戦国期最後の「詰め将棋」を読み解いた画期的な論考である。

目次

伏見城
姫路城
今治城、甘崎城
下津井城
彦根城
丹波篠山城
名古屋城
伊勢亀山城
津城、伊賀上野城

著者等紹介

安部龍太郎[アベリュウタロウ]
1955年福岡県生まれ。歴史小説家。89年から一年間「週刊新潮」で「日本史 血の年表」(刊行時『血の日本史』に改題)を連載しデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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