集英社新書<br> ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ

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集英社新書
ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087203455
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0204

内容説明

ヤバいとはvery badとvary coolのWミーニング。世界各地を飛び回る著者が、情報最先端の事象を紹介しつつ日本人の知らない日本と日本人を論じる。世界から取り残されてしまったIT戦略をこのままにしていいのか?国家ブランド戦略をきちんと立てなくていいのか?日本が世界に広めたハイブリッド車のように、異なる要素を組み合わせて新しいスタイルを創ろう、それこそが日本人の得意分野で、世界から「クールでヤバい」と評価されるはずじゃないか?日本への憂慮と愛が溢れる、元気の出る本。今後10年間のデジタル社会の変化を予言する書でもある。

目次

第1章 ITとデジタルの終焉―インターネットの現在、過去、未来(ITとは、デジタルとは、何だったのか?;情報デブの正体;情報選択力 ほか)
第2章 ブランド「日本」―国家ブランディングとしてのコンテンツ戦略(世界の中の正しい日本;日本の音楽業界の失敗;2011年デジタル波問題 ほか)
第3章 ハイブリッド日本人の提案―スタイル・クリエイティブの時代(新しい日本の文化スタイルが、なぜ必要か?;日本におけるコンテンツ教育の今後;日本のクリエイターが育たない ほか)

著者等紹介

高城剛[タカシロツヨシ]
映像作家/DJ。1964年東京、葛飾柴又生まれ。生家は煎茶道家元。日本大学芸術学部在学中に東京国際ビデオ・ビエンナーレ・グランプリ受賞。卒業後CF、音楽、テレビドラマ、映画制作、DJなどメディアと国境を超えて活動中。総務省「次世代放送コンテンツの振興に関する調査研究会」委員、「『地域文化デジタル化事業』の推進に関する構想委員会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T K

12
ハイブリットは車だけではないむしろスタイル!2015/04/07

kubottar

9
なぜテレビゲームが衰退したのか、の考察が面白かった。『街の構造がゲーム化したから』RPGで経験値をためるよりもヤマダ電機にいってポイントをためるほうが楽しい。美少女ゲームをやるよりも出会いのあるグリーやモバゲーをやったほうが楽しい・・等々。ゲームが現実に追いつくよりも現実がゲームを模倣するほうがより簡単だったんですね。2011/10/22

ふろんた

6
2006年初版。6年たった今読んでる自分がいけないんだけど、技術的には何の役にも立たないので、読む本としてはおススメできない。スマホやクラウドといった言葉が発生する前で、著者なりの造語で表現されているし、技術的な面は著者の主張以上に進歩している。とはいえ、考え方は面白く、一言でまとめる表現力は長けているし、内容も多方面から繰り広げられるので、情報収集力はすごいんだなと思う。2012/12/13

たいそ

4
時代が求めているのはハイブリッドな新しいスタイル。スタイルとは何か、技術と文化、コンテンツ産業、ポップとは何か、コピーについて、クリエイティブ力を上げるにはどうすれば良いか、といったことが参考になった。2012/02/25

akiu

3
サブタイトル通り、ハイブリッドなスタイルをクリエイトすることを目指せとか何とか。話は色々拡散していますが、それぞれの内容はとても面白かったです。5年以上前の作品ですが、今の状況を中々に言い当ててるところもあって(放送と通信の融合は、テレビ観ながらツイッター実況するのと同じだ、とか、iPod のハイブリッド携帯電話すなわち iPhone とか)、いささか驚くなど。2012/01/25

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