集英社新書<br> 上司は思いつきでものを言う

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集英社新書
上司は思いつきでものを言う

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087202403
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

★この本をお薦めします★~紀伊國屋書店札幌本店・早勢美貴
この本を今晩酒の肴に、ストレス解消しようとしたアナタ!“残念ながら”、これはそんなちゃちな本ではありません。巷にあふれるビジネス自己啓発本でもありません。「会社に代表される日本の組織がおかしくなった」のは何故か?そして著者が問う「やせた現場」とは…?「それで日本はどうするのか。」???働く全ての皆様に、いや日本人全員に読んでいただきたい、¥693(税込)でございます。

内容説明

この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか―「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、上司でないみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。

目次

第1章 上司は思いつきでものを言う(「思いつきでものを言う」を考えるために;いよいよ「上司は思いつきでものを言う」 ほか)
第2章 会社というもの(誰が上司に思いつきでものを言わせるのか;上司は故郷に帰れない ほか)
第3章 「下から上へ」がない組織(景気が悪くなった時、会社の抱える問題は表面化する;「下から上へ」がない組織 ほか)
第4章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ(「上司はえらくて部下はえらくない」というイデオロギー;儒教―忘れられた常識 ほか)

著者等紹介

橋本治[ハシモトオサム]
1948年、東京生まれ。作家。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説、評論、戯曲、古典現代語訳、エッセイ、芝居の演出等、幅広く創作活動を続ける。『宗教なんかこわくない!』で第九回新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第一回小林秀雄賞を受賞している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

139
サラリーマンの経験のない人がこのような書物を書くとは思いませんでした。ノウハウというよりも、橋本さんがさまざまなメディアなどから得た情報をもとにした日本の企業社会への一つの社会論というか文化論だと思います。ですのであまり深刻にとるというよりもこのように会社以外の人や外国人は見ているのだなあと考えればいいのでしょう。一つの読み物として読みました。2016/01/08

ehirano1

103
再読なのですが、こんなに面白かったっけ?と思うほど面白かったです。ロジックから結論への飛躍(これこそが本作の胆)が兎に角興味深いです。問題に対する分析と対応策、ひいては今後の進め方が独特で目を引きました。2021/06/06

佐島楓

50
ざっくりバッサリいきすぎかな、とは思うけれど、責任を取りたがらないうえにプライドが高い日本人の欠点を端的に示していると思う。2015/06/07

hatayan

48
上司は現場を離れていてなおかつ現場を包括、正しい方向に組織を導くべく部下を適宜指導するのが役割。しかし部下の提案に欠点や足りないところがなければ上司は自分の優位性が傷つけられたと複雑な思いを抱き、ことの本質とは関係のないどうでもいいことを思いつきで言う。 そういう上司に部下は正面から接するのではなく、その理不尽に呆れて適度にスルーするのが適切な処世術。後半は儒教の考え方を引いて上司が陥りがちな罠を解説。やや冗長な感はありますが、上司と部下の立場を経験した者にとっては「あるある」と頷くところがあります。2019/06/27

vinlandmbit

47
社会人始めの頃に悩んでた事もあり購入した記憶が。上司側を経験もしていろいろと見えてきたものも含めて、当時これを読めたことは多少役に立ったと思います。2020/12/26

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