内容説明
あなたは論理的な思考のできる人だろうか?知性をもった話し方で、自分の考えを示しているだろうか?議論の最中に話の筋がずれてしまったり、周囲の失笑をかったりしたことは?本書は、二項対立思考、型思考、背伸び思考といった著者独自の方法論で、知的に見える話し方や他人の意見の知的な分析方法、スルドイ質問や反論の仕方などを伝授する。そして、最終的に「ホンモノの思考力」を手に入れることを目指すものだ。まずは、「口ぐせトレーニング」から始めてみよう。見よう見まねで言葉にするうちに、考え方の基本が身につき、論理の技術も手に入る。もうこれで、バカとみなされることもない。議論も会議も怖くない。あなたの知性はホンモノになる。
目次
第1章 二項対立思考と型思考と背伸び思考
第2章 二項対立で考えを練る
第3章 「型」を用いて知的に話す
第4章 「型」を用いて他者の意見を知的に理解する
第5章 「型」を用いて知的に反論する
第6章 背伸びをして知識を自分のものにする
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、小論文の指導に携わり、独自の小論文指導法を確立。小論文指導ゼミナール「白藍塾」主宰、東進ハイスクールでも指導にあたる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
24
イエス・ノーをはっきりさせる二項対立を明確に、反証する場合は、確かに~だがしかし、なぜなら~だからと自分の意見の根拠を説く。海外ではこういう思考が型化されているけれども、日本ではまだまだで、やはりスタートのイエス・ノーでつまずいてしまう。思考法の在り方一冊みっちりと。何回も読みたい良本。2016/04/10
501
15
少なからず型は個性をなくすという印象があるが、逆で、型を修得することで、思索を深め、個性を作っていく、という。画家や音楽家など偉人たちも始まりは模倣という。模倣を通して型を身につけ、自身の考えをアウトプットできる技術を身につけたのだろう。科学者は科学という型を身につけて、独自の研究を見いだす。型を学びアウトプットするのが大切。2020/09/12
モッタ
11
★★★★☆ 物事を表裏一体と考えることを前提とする。イエスがあるとノーがあり、顕在があると潜在があると想定する。ひとつの物事があるとき、その反対を考える。そのような考え方をニ項対立思考とよび、これは論理的な、分析的な思考へとつながる。深く掘り下げた議論はこれによって進められる。このことを知っているのといないのでは、議論の濃さがまるで違うだろう。この本にはある「型」が出てくるが、その「型」を口癖としておけば、論理的思考が身に付くはずだ。これを読んだら、あとは実践あるのみ。 ※図書館借り2011/11/28
B.J.
8
●ある行動をとるということは、二項対立のうちどちらかを選択するということ。 ●論述の型を使って意見を述べる。 :主張表明 :意見提示 :根拠(イエス・ノーの両方の根拠を考えて、どちらの側が説得力があるかを考える。一方的でない、客観的な意見になる。)・・・本文より2020/03/11
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
8
タイトルに惹かれて、手に取りました。読みやすくて、面白かったです。日本人が欧米の思考法を真似ながら論理性を身につけることは、日本文化の発展や日本と世界各国の相互理解のために重要である……といったような感じの内容に、「なるほどねー」と。2013/03/29
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