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集英社新書
星と生き物たちの宇宙―電波天文学/宇宙生物学の世界

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200232
  • NDC分類 440.14
  • Cコード C0244

内容説明

電波天文学と宇宙生物学―宇宙科学で最も興味深い分野で活躍する二人の学者が、メールで語り合う。世界初の電波天文衛星「はるか」と地上各国の電波望遠鏡を結び、地球よりも大きな超巨大電波望遠鏡をつくるVSOP計画。旧ソ連・ミールやスペースシャトルにおける、宇宙生物学実験の迫真のドキュメント。ブラックホールや地球外知性体の探査、ゾウリムシの不思議、衛星と生き物の共通点等、縦横無尽に語る。科学者は何を目指しているのか?科学と人類社会の関わりは?温かい眼差しで、科学の深さ・面白さをとらえていく。

目次

カエルが宇宙を飛んだ―ミールでの宇宙生物実験
宇宙に飛び出した「はるか」―世界初の電波天文衛星「はるか」の誕生
イモリも宇宙へ―スペースシャトル・SFUでの宇宙生物学実験
「VSOP」が描く宇宙―国際協力によって作り上げる巨大な瞳と銀河ブラックホール
電波が拓いた宇宙像―電波天文学と宇宙の歴史
地球の生き物たち―生命の始まり、生と進化と多様性、DNA
生物と宇宙ってホントに違うね―生き物たちと、星たちと
宇宙研究の今後、超遠距離通信―SETI、過去、現在、未来
今後の夢―ウニ採りの夜・さらなる宇宙を探る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

助作

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題名から地球外生物についての学問的考察を想像していたが違っていた。宇宙生物学とは地球の生物を宇宙に連れて行くとどうなるのかを研究する学問だった><内容は近年の著者二人の研究をメール形式で紹介しあうというもの。和歌アリ、秋山さんアリの、VSOPにゾウリムシとアカデミックなやりとりを楽しめました。 2012/02/13

ほたぴょん

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何やら小難しそうなタイトルで損をしているが、お互いの研究については門外漢の研究者2人が、それぞれの分野について「何をやっている学問なのか」を教えあうという体裁の対談で、けっこう楽しく、肩の力を抜いて読める。ときどき理論とかで難しい話になったら、そこは読み飛ばせばいい。2005年にお役御免となった人工衛星「はるか」と、元TBSの秋山さんが宇宙に連れて行ったカエルについての話が印象的で、宇宙について考えるっていいなと思う。2009/11/21

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