集英社新書<br> 英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半

電子版価格
¥660
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

集英社新書
英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200164
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0282

内容説明

ソニーの平凡な一社員にすぎなかった著者は突然、会社創業者である井深大氏の「英語屋」=通訳兼カバン持ちに任命される。だが帰国子女でもなければ留学経験さえない著者は、海外の超一流のVIPを相手に自己流の英語術で奮闘する羽目に。井深氏の持論である幼児教育論や東洋医学のやたら難しい専門用語に冷や汗をかいたり、創業者らしい“格調高い”英語のスピーチの原稿を書き上げるのに四苦八苦したり…。本書はそのような著者の四年半にわたる経験を、井深氏およびその周辺の人々とのエピソードや、そこでつちかった英語力育成のノウハウを交えながら書き綴ったものである。

目次

第1部 新米英語屋の勉強帳(社内「英語屋」ハンティング;英文レターへのこだわり;悪戦苦闘の駆け出し通訳 ほか)
第2部 汝の主を知れ(どこでもついて行くカバン持ち;東洋医学と0歳教育;「井深さん流」英語上達法 ほか)
第3部 英語屋の卒業論文(お客様、ご案内~!;VIPが会社にやってくる;ボクの通訳プレイバック ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

24
ソニーの創業者・井深氏の「通訳兼かばん持ち」を務めた著者の若き日々。著者なりの英語勉強法も載っている。フォーマルな文章の書き方や注意点は役に立ちそう。やはり一番の上達法は、失敗を恐れないこと、わからなかったら尋ね返す勇気を持つことなのだろう。私は特に会話がブロークンなので、なるべくたくさんの英語を聞く機会を持とうと思う。2014/09/29

ともひろ

17
SONY創業者、井深さんの通訳をつとめた苦労話。通訳はもちろんであるが、エライ人に仕えるとは、大変なんだなぁと感じる一冊。2017/06/06

Good Tomorrow

10
1986年、SONY入社2年目の著者。当時ソニー取締役名誉会長の故・井深大氏の「英語屋さん=通訳兼カバン持ち」に抜擢。著者がその4年半を振り返りつつ、国際企業トップの交渉の場で培った通訳者のノウハウを紹介。同行中のエピソードや、諸外国VIPらとの交流を間近で見た著者にしか描けないであろう、ソニー創業者の人間的な一面が魅力的。通訳・翻訳業の知人からオススメ頂いた一冊でした。2022/01/15

うっきー

7
お盆の帰省にて、学生時代に買った本を整理。 当時は英語に親しもうとしていた模様。。2015/08/16

緑めがね

6
著者あとがきの問いにある『この文章を書いた筆者のねらいは?』という質問とその答えの潔さで読んでいた時の毒が抜けました。確かにコミュニケーション能力の高さとユーモアのセンスを感じました。何をおいてもコミュニケーション。日本人の苦手とするところ...今の私には耳が痛いですが、凄くためになりました!井深さんの幼児教育の本も読んでみたくなりました。2013/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/499374
  • ご注意事項