集英社オレンジ文庫<br> これは経費で落ちません!〈6〉―経理部の森若さん

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集英社オレンジ文庫
これは経費で落ちません!〈6〉―経理部の森若さん

  • 青木 祐子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086802628
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大人気シリーズ第6弾発売!!

天天コーポレーション広報課の室田千晶が、制服の代金を支払いに経理部へやってきた。
人事課の玉村志保に有料なのだと聞いたという。しかし社則では制服は社からの支給のはずで……。(第一話)
キャバクラ副業疑惑のあった役員秘書の有本マリナだったが、麻吹美華は友人に潜入調査を依頼していた。
店内を隠し撮りした映像に映っていたものは……?(第二話)
営業部の鎌本は、太陽の大学時代のサークルの後輩である樹菜とつきあっている。
鎌本からは惚気とも愚痴ともつかない話をされる一方、太陽のもとには樹菜から頻繁に届く恋愛相談のメールが届き……?(第三話)
有本マリナが密かに勤めるキャバクラで、天天コーポレーションの部長三人が、企業買収専門会社の人間と会っていたらしい。
企業買収の危機を図らずも知ってしまった沙名子は……(第四話)

内容説明

天天コーポレーションに企業合併の危機!?役員秘書の有本マリナが、キャバクラでアルバイトをしているという噂を確かめるため、調査を始めた麻吹美華がとんでもない情報をつかんだ。知り合いに頼んで潜入調査で撮ってきてもらった映像のなかに、天天コーポレーションの部長三人が、企業買収の専門会社の人間と会っている場面があったのだ。会社の危機に沙名子は…?

著者等紹介

青木祐子[アオキユウコ]
長野県出身。『ぼくのズーマー』で2002年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

333
沙名子さん、あいかわらずのクールビューティだけど、今回は社内政治が絡んだせいか、うさぎを追ったなあ。女子社員同士のいざこざも怖いわ。経理部の3人は絆ができたみたいで何よりだ。太陽が出番少なくて、今回は置き去りにされたね。沙名子さんと太陽の恋が、どう発展するかは次作の楽しみとしよう。エピローグだけ主役の真夕ちゃんが楽しみだったけど、今回は主役になりきれてない感じで、ちょっと残念。2019/10/08

南北

326
シリーズ6作目。今回は森若さんがかなり前に踏み出してきたなという印象が強かったと思います。上層部での不穏な動きあり、退職あり、結婚報告ありと盛りだくさんの内容でした。2019/08/09

Yunemo

268
森若さん、策士‼と言ってもいいのかな。本作、ちょっと違った方向に向いていませんか。この方向に行くんだったら、この前にもうちょっとした物語が組めるのかな。まさか、合併工作に絡む社内政治そのものが主体となってしまうなんて。この分野まで広げると、ちょっと雑感が目立ってしまいます。経理課職員としての沙名子、美華ペアの不正支出調査の物語に止めてくれたらなぁ、との想いに。それならちょうど表題にピッタリじゃないですか。第1話から最後まで、それぞれの登場人物の各人それぞれの解釈が、ある意味微笑ましくて、太陽の役どころは?2019/08/18

猿吉君

194
伏線が回収されて大きな話になる6作目、想像以上に会社の環境が変わっていきます。①社員→会社の揉め事にスケールアップ、面白い反面森若さんが心配になります。②恋愛面は順調で何より、太陽君は旅行に行きたそうですね。③悪の大物が出てきて対決、手に汗握りました。④20年後には森若部長になってたりして。⑤今回大活躍の美華さんの恋愛面はいい方向へ行って欲しいです。⑥山崎さんはどんどんスーパーになっていきますね。点数80/100→今後の展開から目が離せません。森若さんはブレないでずっと森若さんのままでいて欲しいです。2021/02/19

kotetsupatapata

193
星★★★☆☆ 久しぶりに再読しました。 今作は相も変わらぬの会社内の人間関係から、まさかの天天コーポレーションの合併話まで、沙名子さん正に八面六臂の大活躍🌟 更に最後の方では「落ちろっ」とブラックな一面も垣間見えたりして これじゃあ太陽君とのデートもままやりませんな(;´∀`) それにしても山崎氏は食えない男やね~ 結局裏で暗躍して美味しい所をかっさらっていくタイプですね 次作はどのように展開していくのか楽しみにしてます 2020/08/09

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