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内容説明
思えば色んなことあったわよね。5年連続ミス・ユニバース獲得、永世美少女の称号も手に入れたし、生身の人間としては初の世界遺産登録。あ、そんな過去の栄光はひとまず置いといて。さあ、いよいよ五輪本番!リアを打倒し背負った全てに答えを出すため、私は4年に1度の大舞台に臨む。その結果は?私を待ち受けるものは?間髪入れず最終巻発動。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
24
フィギュアスケートがリアルでもどんどん盛り上がってきたころの刊行で、幸運な作品だったのだなぁと思います。今読んでも古びず、逆にこちらが知識を持つことで具体的なイメージがふくらんで、とても楽しかったです。素敵な時間をありがとうございました。2015/05/25
YO-HEY@紅蓮ロデオ
4
起伏の激しい物語でした。リアが失敗するのは、ただただ茫然。物語なのに…稀に見る感情移入をした作品でした。もう、タズサの格好良さに惚れ込んだ作品でした!2010/02/09
永山祐介
3
フィギュアスケートを題材にしたスポーツ小説としては、非常に面白かった。でも、やっぱり僕にとっては、銀盤カレイドスコープの三巻以降は壮大な蛇足でした。いっそ一二巻と世界観を共通する別の物語に――例えばガブリーを主人公に据えたり――していれば良かったかもしれません。僕にとって銀盤カレイドスコープというのは、けして「タズサというスケーターの物語」だけではなく、「ピートとタズサの恋物語」としての側面も重要だったのです。2006/11/29
scoopio
2
はーおもしろかった。前半の鬱展開は驚いた。確かに挿絵はいまいちだ。2010/07/11
tomo1500
2
桜野タズサ伝説ここに一先ずの閉幕、しかし彼女たちの伝説はこれからも続く―― というわけでとうとう来ました最終巻。主観の喜怒哀楽表現がとことん振り切れてるから絶望の底に落とされたタズサがこれでもかと喰らい付いて行くところはやはり安心します。ラストだけあってスケート描写もシンデレラナンバーやアイスドールナンバー等良いものが多かったと思う。ここまで来ると多く語ることもないのでフィギュア+ラノベが気になったらとりあえず読んでみたらいいんじゃないかな。最後に、タズサ最高!2010/05/15