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内容説明
来たる冬季バンクーバー五輪を見据え、単身ロシアに乗り込んだ“プリンセス・ワンダー”こと桜野タズサ。ガブリーとの秘密の約束を糧に、狙うは世界の頂点だけ。ところが、新たに組んだ有名コーチが予想外の困りモノ。陰湿だわ横暴だわ無理難題押しつけるわ、とにかくもうやりたい放題。一体この私を誰だと思って…って、ちょっとリア？なにするのよっ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
22
今作ではタズサの頑張りが見どころ。もともと負けず嫌いの彼女がそう簡単にあきらめるはずはないと知っていても、ハラハラさせられます。そして、リアの存在の大きさは、タズサのそれとはまた違った意味を持ち・・・。八巻へ。2015/05/23
K.K
2
（★★★☆☆）タズサ，だいぶしおらしくなっちゃった感ある。そして百合…なのか……？ とはいえ，やっぱり世界の先頭集団を走る者の矜持溢れるタズサである。2016/06/10
tomo1500
2
あー、やばい。これまでで一番凄かったかも。タズサがどうしようもなく好きで読んでいる部分が大きいから今回はとても良かった。ドキドキや不安感やがダイレクトに伝わってくる。特に蜜月以降ね。ガブリーが初めてマトモに掘り下げられて可愛かったりリアもとんでもなく可愛かったりリアに詰め寄られてアタフタするタズサも新鮮で可愛いしで前振り以外の面でも大満足だった。2010/05/15
マッキー
2
いよいよオリンピックに向けて盛り上がってきましたね！まさかの百合展開はおふざけとして、自分が本当に一生懸命やっていることで、どんなに努力してもかないそうにない天才的な他人に対する憧憬と畏怖が、きれい事でないどす黒い感情まで含めてうまく書かれていると思います。読む方も最後まで息が抜けませんね！2010/01/13
カヤ
1
ガブリエラ好きだなぁ。あと、今回みたいなタズサの自ら地獄に飛び込む姿勢、嫌いじゃない。2017/01/28
