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内容説明
馬神太一郎は平凡な高校生。ちょっと占いが得意だという点を除いては。ところが幼なじみの尚之が余計なことを言ったせいで、陰陽師の家系ってことがバレちゃった。おかげで学年一の最強美少女・胡桃沢さんに、陰陽道を指南するハメに…。いま明かされる陰陽道の基礎技術。これ一冊で全部わかる―わけじゃないけど秘伝の一部が本当に覗けちゃう!?前代未聞の陰陽道レクチャー小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サト
5
哲学や戦闘指揮として易を学ぶ。ディックの『高い城の男』中で頻繁に行われる易占いがさっぱりだったため、易解説のこの本の存在を思い出して本棚から引っ張り出してきた。するとこの本の作中でもディックに触れていて一場面の解説を行っていたのには感極まった。とは言え専門知識の羅列で読者を置いてけぼり。物語としてはお世辞にも読めたものではないものの、『高い城の男』解説本にして『易経』入門書としては手に取りやすい内容。小説というよりはむしろ参考書としての価値が高い。人物描写が事細かく想像しやすいのは流石で技巧的な魅力がある2012/09/05
北白川にゃんこ
4
陰陽レクチャー小説!前代未聞過ぎる!書くか普通そんな小説。だがそれが面白い。要はどんなものでも学んでみろという事なのさ。2022/04/19
永山祐介
2
困ったことに面白かったんだけど……これ、小説なのかなあ。面白さの質が、「物語が面白かった」のではなく、「知らない知識を新しく得ることが面白かった」んじゃないかという気が。数学の教科書とか読む楽しさに近い。2006/01/27
不以
1
ラノベで学ぶ易経入門。面白い。易経入門としてめちゃくちゃ分かりやすくて感心する。ストーリーは、マンガで学ぶ〇〇と同じく当たり障りなく気にするほどでもない。主人公の西洋への敵愾心がちょい苦手。2015/09/22
辰之助
1
ラノベから出てはいるけど占いの本でしょう