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内容説明
灼熱の大地・サバンナ。インド東部に位置するその土地で、かつて日本人が関わった悲劇がある。しかし、それを語り継ぐ者は少ない。―風子を伯爵に奪われ、虎ノ介たちは必死で助けようとする。だが、まるで嘲笑うかのように伯爵は風子を連れ去った。失意の中、彼らは伯爵がインドへ向かったと知り、風子奪還に向け動き出すが…!?伯爵はなぜ、虎ノ介と日本に拘るのか?その謎が今、解き明かされる。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年、熊本県生まれ。88年に『銀河英雄伝説』で星雲賞長篇部門を受賞。歴史とSFや伝奇が融合したベストセラー『銀河英雄伝説』『創竜伝』シリーズほか、中国歴史長篇の『風よ、万里を翔けよ』『海繍』など、数多くのヒット作品を送り出している
霜越かほる[シモゴエカホル]
『高天原なリアル』で’99年度ロマン大賞入選。北海道に居住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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お腹ボン!
6
今回の表紙は狼の血族ルネ、可愛いよね。話は1945年のインド、当時の有力者と虎ノ介のお祖父さんとの関わり、その時お祖父さんが殺したライオンと現在虎ノ介達が助力を得ようとしている有力者との関わり。少しづつ背景が見えてきた。虎ノ介と腹違いの妹風子ちゃんがハムルを持ってるって事は父方がクランってことだよね?で、叔父さん、お祖父さん、どこまでがハムルを持ってるのか疑問だったけど、なる程。そして、虎ノ介のお父さんは叔父さんなのか?という疑問が新たに。にしても、伯爵の秘書モルレーの最後があまりにも簡単すぎて残念。2017/04/23
Humbaba
4
例えどれほど大切な相手であっても,正気を失ってしまえば対処せざるを得ない.まして,それが途方も無い程の力を有しており,かつ人を襲うようになってしまえば,もはや殺す以外の方法はない.2013/02/02
二分五厘
0
2002.10.14