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内容説明
グーテンベルク・ペーパーが読仙社に奪われた!唯一の解読者・ファウストの裏切りで英国が劣勢になる中、読子は北京でナンシー幕張とともに敵の本拠地を探ることに。一方、日本ではファウストと凱歌が読子のアジトに潜入し、英国では残されたねねねが“ドニーの日記”を前に苦悩していた…。中国・英国・神保町でそれぞれの想いが交錯して…!?世紀の東西紙戦争は、本土決戦へ―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
31
再読。愛書狂が愛する本の為に戦う物語の第六弾。ナンシーとコンビを組んだ読子が、敵地中国に潜り込む話。ラノベ界でも非常に珍しい作家vs熱烈な作家のファンの異能力戦。本来ならシリアスで緊迫感溢れるシーンの筈なのに、何だか笑えてしまうから不思議ですね。ところどころで出る名(迷)言がツボですわ。新コンビのナンシーとのタッグもいい味出してていい感じでした。俺もあの先生の作品読んでみたいな(笑)2016/08/09
山犬
17
能力者同士のバトルがすごいとしか言えないよくこんなアイディアを思いつくなと思いました。筆をまさかあんな使い方をするとは思いませんでした。しかしこういった作品の中に登場する書物のタイトルはどこも奇抜な物が多いのはお約束なんでしょうかね。2016/07/27
緋莢
9
誘拐されたエリザベス女王は帰ってきたものの、「グーテンベルク・ペーパー」は奪われ、さらにファウストが裏切り、姿を消した。「グーテンベルク・ペーパー」奪還のため、中国へと向かった読子は、ジョーカーが潜入させていたナンシーと共に行動するが・・・2017/12/11
ist
6
さながらジャンプ黄金期のような能力者がバタバタ出てきた。2019/07/15
ヴィオラ
5
筆村嵐登場シーンあたりは、どことなくOVAの偉人バトルを思い出して楽しかったかな。前巻の英国から、舞台を中国に移して続くグーテンベルクペーパー奪回作戦も、潜入するのが読子だからなぁ…と思っていたら案の定w ねねねとウェンディペアのやりとりが何気に一番楽しいかも。2017/09/09