コバルト文庫<br> 姫神さまに願いを―巡恋夏城

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コバルト文庫
姫神さまに願いを―巡恋夏城

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086147279
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

賭けに負けたカイは、一ヵ月間とびっきりの美少年の姿をしたテンと旅をすることに。世間からあからさまな誤解の視線を浴びつつ越後国にさしかかった二人は、栃尾城の少年城主・長尾景虎と知り合う。招かれて訪れた栃尾城は、平和そうでありながら不思議な雰囲気を漂わせたワンダーゾーンであった。城主の景虎もかなり変わった性格の持ち主のようで、少年の姿のテンに突然プロポーズを。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔(かける)

34
第7巻。書物オタク・長尾平三景虎が登場。テンが少年化したり、カイとすれ違ったり、アツアツぶりが垣間見えたり、涼しげな表紙に反して濃~いお話です。シリーズの中でも再読した回数が多い巻なのは、平三が義経記や太平記について熱く語る場面が、本好きにとってたまらなかったから。昔は当然印刷とかできないわけで、全部写経した平三の勤勉ぶりに憧れを抱きました。俗世とは隔絶された寺で、静かに好きな書物を写経する…ぜいたくな時間の使い方だなぁ。少年テンの中に女を感じて求婚する鋭さは、そういう生活の中で磨かれたのかも?(笑)2018/07/23

咲穗

8
越後にやってきたカイたち。 そこで出会ったのは景虎という少年で… 転生、って概念があるので過去編と絶妙につながってきますね。 桔梗は男性になっても振られちゃう運命なんですね…笑2021/08/11

梅みかん

7
サブタイトルに『恋』が入ってるだけあって、今までにないくらい甘い。カイが嫉妬して、無自覚に行動してたり色々楽しめました。2017/08/26

ゆきこ

7
「姫神さま」7巻目を再読。越後編です。テンとカイが長尾平三景虎(後の上杉謙信)と運命の出会いを果たす巻。自分の地元が舞台となっているので、思い入れがある一冊です。2015/06/29

凍矢

4
テン様、お怒りになられたー。いや、まさかの展開が続く話でした。まぁ、カイももう少し、積極的でも良いんじゃない?とも思ったけれど。それじゃあ、カイじゃないよねーと、落ち着いた作品でした。2017/12/03

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