内容説明
リーヴィは苛立っていた。兄ソルヴァンセスと佳瑠の命懸けの恋。三年前のある事件以来、カラヴィス次期大公絡みの思惑を孕んだ求婚が引きもきらないのである。彩糸の惜しみない愛情さえ彼女を抑えられない。自ずとリーヴィの思いはラス、そして邪羅へと馳せる。時を同じくして異常事態が頻発していた。五人の魅縛師が忽然と姿を消したのである。敵の力量からして対抗しうる者は限られていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
5
短編2本。いびつな螺子のほうは、何度も戻って読み返したのですが、読解力不足も相まって、何書いてるかちょっとよくわからなかった。手癖で書いているのか、この作者さん、わかりにくい表現が多すぎる。2024/04/15
みきっち
3
表題作と、いびつな螺子の2作。 邪羅とリーヴィと、紫紺の妖主とのやりとりがなかなか良かった。2つ目の方のはなんか、危なっかしいラスは変わらずだけど、闇主の意外な一面が見れるような。ラスが闇主にいらいらしてるのが可愛いわー。2022/12/10
Natsumi
3
図書館
凍矢
3
今回は、金髪の魅縛師である少女が前半の主人公でした。紫紺の妖主が再登場するとは。そんなに自分で作った作品である、少女の元姉を愛でているのでしょうか。相変わらずの自分の良いように持って行こうとした辺りが、魔性ですねー。後半は、深紅の君の美女姿に、唖然。まじっすかー。2013/08/17
シュウ
2
邪羅、ファイト❗2017/11/01
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