内容説明
『京都の御前』若王子千尋が世を去ってから半年。泉と阿夫利は、各務能楽堂に各務宗春の舞いを観に行く。そこで泉は、小野瀬聖磁の叔父・馨と接触する。宗春に近づくためだった―。その帰途、榊が泉を迎えに現れた。真澄が挨拶に来ているのだという。屋敷の応接間には若王子の富と力をすべて受け継いだ真澄がいた。泉の前で真澄は願いを口にする。若王子千尋を名乗ることを許して欲しいと。
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