内容説明
東方検断長官ラフト=リーフィシーと懲役囚の二つの顔を持つアカシュが姿を消した。副官のエイは、長官の不在を伏せて独自に調査するが、何者かが彼を誘拐したらしい。ラフト=リーフィシー宛てに届いた犯人からの脅迫状は、アカシュの身代金として王家の紋章入りの指輪を要求してきた。アカシュの秘密を犯人に知られる前に救出しなければならない―エイは命がけのゲームに挑むが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月華
2
図書館除籍本 1997年11月発行。エイ受難の巻、という感じでした。まだ20歳とのことですが、気苦労を考えると、20歳には見えません。黒幕の恨み方が怖かったです。2018/01/05
いんちょ
0
2004-1220-388.2015/04/05
ゆづき
0
(再読)2014/10/08
punto
0
追記。2006/02/22
suzuki-takefumi
0
誘拐事件の枠組みは悪くない。周囲の反応も含め、国王などの偉い人が偉そうに感じられない。威厳とかではなく、地位や権力や責任とか、そうした背景が、今ひとつ薄い気がする。主人公は微妙に好きになれない。2011/10/21