コバルト文庫<br> 夢の宮―竜のみた夢

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コバルト文庫
夢の宮―竜のみた夢

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086118293
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

鸞国の『幸福の姫君』瑛蘭は、希劉・康崚の二人の王子と幼なじみとして共に過ごしてきた。どちらか一人を王に選ばなければならない運命に、瑛蘭は―。「竜のみた夢」。夢の中でしか逢うことのできない、芙蓉と睡蓮・芙蓉の父王の死は王宮を揺るがし、恋人たちをも巻き込んで…。「眠りの妃」。『夢の宮』を舞台に織りなされるさまざまな恋模様を描く、オムニバス・ストーリー。コバルト・ノベル大賞&コバルト読者大賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ときわ

7
30年近く前に買った本。こちらで10年くらい前に登録したのは再読記録。2編入っていて、細かいところはともかくストーリーは全部覚えていた。すぐ忘れる私にしては珍しい。「竜のみた夢」はどちらを選ぶこともしなかったのに、あの時選んだことになってしまった。「眠りの妃」。ハッピーエンドのロマンスファンタジーだが、どんなに矛盾したような巫女の預言でも、必ず実現してしまうロアン国って恐ろしい国。先は分かっているのに、分かっている先を読みたいのでどんどん読んでしまった。2022/12/02

ふみ

4
前半と後半で話がなかなか噛み合わないなぁと思っていたのですが、まさかの短編でした・・・(汗)ただ、ある国の王族が暮らす「夢の宮」いう場所は同じなのです。登場人物や国の名前が難しい漢字ばかりで、はじめ挫折しそうになりましたが、すごく雰囲気ある世界なので、なんとか読み切ることができました。2014/11/07

Natsumi

3
図書館

静間

2
中華風恋愛小説。上下巻とか薔薇シリーズ以外だったら、どこから読んで大丈夫なのだけどやっぱり最初に出たのから再読。多分初めて買った小説は「夢の宮」(どの巻かは忘れたけど)今と比べて文章が若いように感じる・・・。「竜の見た夢」実は少し苦手。二兎追うものは一兎も得ず?にしては最後兄嫁が意味深。「眠りの妃」展開が読めてしまうけどこちらの方が好き。解り易いハッピーエンド。どちらもお告げに翻弄される人々が描かれている。短編なのに世界観が完成されていて最近の中華風カタカナ小説とは違うなと思う。いつか年表出して欲しい。2012/05/01

モモサワ キヨコ

1
何十年かぶり(?)に再読。初めて読んだ当時は雑誌コバルトを購読していて「好きな感じだ!」と思ったことを覚えている。他にデビュー作が好きだったのは、須賀しのぶさんの『惑星童話』と金蓮花さんの『銀葉亭茶話』。2024/01/14

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