内容説明
ガディルのテーブルクロスを織ろうと、糸を探しにパリオの街にやってきたマルーシュ。やっと気にいった糸を見つけたのに、白髪の少女「白童」に横取りされてしまって…。あわててヒーロフに乗って追いかけたマルーシュだけど、白童の正体は、山姥だった。白童が現れると、白群綿花が豊作になるという。その謎を知りたがるマルーシュに、山姥は、ハンカチ大の布を織ることを依頼するが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆり
6
やはり柔らかで優しい風になでられているような、独特の世界観がとても素敵。ターユとカーユのふたりに山姥に森翁たちに巻き込まれてドタバタ頑張るマルーシュと彼女をいつでも陰で見守っているガディル、やっぱりいいなあ~。ヒーロフがマルーシュの頼れるパートナーになっていて和む。2018/03/11
ろびん
0
★★★★★
こんこん
0
前作同様、やわらかな風と、少しコミカルな空気と、ちょっぴりの怖さを秘めた、素敵な異世界譚。2010/05/04
felis
0
1994年4月26日読了 お薦めシリーズ2冊目