内容説明
トラブルの種の赤ちゃんの名は、祥子。母親の蘇我亮子が、どうして子供を宙船におきざりにしたのか、その“真相”はやっとわかってきたのだけど、ね。でも、新たな問題発生。捨て子には過剰反応を示す月村真樹子さんと、仮にも子供を捨てた亮子さんがもし対面したら。二人の対決を防ごうと、太一郎さんも水沢所長も関係者全員土星に向かったのだけど…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなん
24
再読)あ、れぇ?そうか、そーだった。だよねー。こんなんなのよっ!(笑)なんと申しましょうかしっちゃかめっちゃか、です。このお話は一体どこに行ってしまうんだ??と読みながら心配になる程に。けれど読んでしまうんだなぁ。苦笑しつつ、若いなぁと思いつつ、とてつもなく懐かしんで。今回のあとがきにオブラートに包まれてますが太一郎さんが失踪していたときの物語を書きたい旨,あります。実現は…なかなか困難かも?だけど、やっぱりそのお話も読みたいなぁと、懲りずに願ってしまいました。さあ、この混乱をどう纏める?次に行きます。2017/04/05
ほちょこ
13
1992年発行の本だった。まだスマホはおろか、携帯さえあまり普及してない時代のSF。それでも古臭さを感じさせない新井さん。あっという間に下巻へ。(もったいない感が満載)2017/08/03
た〜
13
(発掘再読)こうして番外編を読むとあのあゆみちゃんが至極まともに思えてくるから怖い(笑 ←シリーズ一式読んでいない人にはわからない話2015/09/29
sakadonohito
10
中巻だとなんとも言い難い。物事を冷静に見て考えられず思い込みで突っ走ってしまう人が複数いるせいで絡まなくて済むはずの糸がぐちゃぐちゃに絡まる。こういうのスラップスティクて言うんだっけ?なんか1冊で締められそうなストーリーを上中下巻の3冊分まで無理に引き伸ばしちゃってる印象を受けた。2022/11/06
おはなし会 芽ぶっく
9
蔵書 小学生に星へ行く船シリーズを紹介したら、懐かしくて読み返しました。上中下巻2020/10/18