群青―『炎の蜃気楼』

群青―『炎の蜃気楼』

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  • サイズ B40判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784086090339
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

三郎にもう一度相模の海を見せたかった…。兄・氏照を描く『炎の蜃気楼』番外編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

17
個人的にお気に入りな氏照兄様、及び北条家の物語なので切ないやら遣る瀬無いやら嬉しいやら複雑な気分です。風魔の小太郎の機械のような言動も感情を知ることによって得る辛さと喜びを考えると何ともいえません。しかも「覇者の魔境」で気に入らなかった氏政が北条家に呼び戻そうとした真意や長として責と切り捨てなければならなかったものも垣間見えて北条家が好きになりそうです。事実であろうと嘘であろうと言葉になった途端に呪いになり、人を嫌なものに変えかねないことは腹立たしいです。もう一編は微笑ましくも今後の展開を考えると悲しい。2012/02/22

胡瑯

10
前回読んだ番外編は本編未読でも問題なかったんですが、こっちはある程度シリーズ読まないとダメですね、、、読んだあとまた再読できればと思います。とはいえ序盤の八王子城のくだりとかすごい引き込まれたのでした。二作目は主人公達がでてたので読みやすかったです。2015/03/13

RIE5

5
氏照兄が熱くて眩しすぎる。嗚呼、やっぱり北条はいい。覇者の魔鏡の時の氏政とは違った描かれ方をされていて、北条がまた、好きになれました。この本のBGMは勿論、「還れない海」。2010/12/23

マアサ

4
ミラージュ番外編。氏照兄はホントに三郎のこと思いやっててくれていい人すぎる。今回はホントは氏政兄も兄弟思いなんだよ!とゆーことがわかってよかったな。2014/07/29

がもう

3
北条兄弟の話でした。本編ではなかなか深く掘り下げられていなかった氏政が当主としての苦悩や孤独にぶつかる様が書かれていてとても良かった。戦国時代の生き様の苦しさに切なくなった。北条兄弟な歴史書を紐解きたくなった。2013/07/05

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