コバルト文庫<br> アルカサルの恋物語―さらわれた花嫁と少年王

コバルト文庫
アルカサルの恋物語―さらわれた花嫁と少年王

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086013727
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

憧れの人との結婚式の朝、ウエディングドレス姿のまま、いきなり見知らぬ少年・カシムに連れ去られたフェリシア。目が覚めるとそこは異国の宮殿!カシムはこの国の王だと名乗り、支配下に置いたばかりの部族の娘であるフェリシアに、人質として自分の後宮で暮らせと言ってきて!?もちろん納得できないフェリシアは、何とか後宮からの脱走を試みるが…?怒涛のラブロマンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shizuca

5
フェリシアが無理矢理さらわれて後宮で少年王カシムと喧嘩三昧……。喧嘩ップルといえば聞こえは良いけど、二人の思いがなかなか近づかない喧嘩で、正直しんどい箇所もありました。実際フェリシアの状況になったらああなるよなぁとも思いますが(無理矢理かつ命令とかされたら混乱するだけじゃ済まない)、それを差し引いても、言葉足らずで不器用なカシムが不憫すぎる。エルベルトが黒かと思えばまったくの善い人で、良い意味で予想が外れました。ルシュドもそういう意味では裏切るんじゃないかとひやひやものですが。5巻までなのでゆっくり読もう2015/05/07

魚占

5
結婚式の直前にさらわれた主人公とさらった少年王のお話。キャラ設定はいい。ただ、なぜカシムがフェリシアに惹かれるのか、もう少し動機付けが欲しい。2人のケンカが好き。初々しく、王と妾妃のケンカとは思えない。大嫌いって、子供のケンカだね。ケンカ後にフェリシアとの関係修復に奔走するカシムや側近がかわいい。きっとこれからもカシムはフェリシアに振り回されるのだろうなー。2010/09/21

punto

3
グラナダっぽい舞台が良かったです。政争の絡んだ少女小説はかなり好みなので、これもなかなか好きでしたが、惜しむらくは、その政争がわりと浅いところでした。少数精鋭後宮とはいえ、あっさり家に返したりはあり得ないだろうから、「そうそう、少女小説だったわー」と至るところで我に返ってしまった(汗)。とはいえ、楽しかったので最後まで読む予定です。2015/11/11

さなだ

3
イラスト買い。2010/04/09

しゃちおおかみ

3
王宮内の時間経過がわからず混乱(気になるからって先をチラ見した自分のせいなんだけど~)。これからの展開、ヤマは文化(一夫一婦制と一夫多妻)の違う二人がどうフェリシア側に寄り切るか、です。乙女心として親兄弟はともかく、自分はone of themじゃ嫌なんだもん。そう考えるとやっぱり私ならエルベルト・・・?(笑)。カシムくんには、もっと彼女に振り回されてほしい。2010/09/30

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