内容説明
泰安郷に暮らす十五歳の美和は、格式ある巫女一族に生まれながら、みんなが使えるはずの「天師術」も使えない、超平凡で地味な少女。高等部の入学式の日、遅刻しかけた美和の前に、超美形だけど俺様でお尋ね者の魔族の王子・エルドが現れる。実は彼とは以前にも会ったことがあり、友達になると約束をしていたのだが…。非常識な面々が大暴れ!巫女うさぎの和洋折衷ふしぎファンタジー。
著者等紹介
藤原眞莉[フジワラマリ]
1978年1月8日生まれ。福岡商業高等学校卒業。『帰る日まで』で、’95年上期コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
帆
3
美和が不憫過ぎる気が;というか周りが濃すぎる気が…; いやそれが面白かったんですが(笑) そしてやぶぇ 殿下可愛い。 草むしり、するんだぁ。お買いもの、行くんだぁ。わあぁ…v ノリの軽さに見合った内容だし、藤原さんの文章×鳴海さんのイラストが好きな読者としては大変満足でした。2011/10/23
翠嵐
2
主人公、周りの騒動に巻き込まれておりますが、結構流しているところに、大物の器を感じます。が、続きを意識しているせいなのかもですが、設定云々が薄いような気がします。2011/02/27
K-Wing
1
周りがアレなので主人公の個性が出てこない。 世界観が独特やのに説明が少なすぎるよ!2013/05/29
海空
1
たぶん発売時に読んだ切り、からの読み返し。当時は面白かったはずなんだけど、今読んでみたら全然つまらん。たんに年を取ったせい?(苦笑)世界観や設定とかはイイ感じなんだけど、何かが足りない。キャラクターにのめり込めないというか…。美和ちゃんが自分を卑下してなければ、まだ好きになれたかな。サラッと流し読むにはちょうどな内容と量です。2012/04/05
yuyuko
1
人間関係と世界観の説明が簡易なので、一瞬この前の話が別にあるのかと思った。2010/12/09