内容説明
聖獣王の資格を得た三人の王子。誰が王位を手に入れるのか―。第二王子イオの“花嫁”であるリージュは、妹のシルヴァーナと敵対関係になってしまった。イオもリージュも、王位に興味はないのに…。そんなとき、他国に嫁いでいたという姉王女が帰ってきた。彼女はシルヴァーナの夫となる第三王子を王にしたいようだが、なぜかリージュを気に入ってしまい、とんでもない提案をしてきて。
著者等紹介
高遠砂夜[タカトオサヤ]
1967年12月25日、石川県生まれ。『はるか海の彼方に』で、第二十回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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凍矢
4
相変わらずの作者さん。展開が分かってしまうのに、手を出してしまう作品の文章が上手いです。思わず、魅入ってしまいます。今回は、新キャラの姉が、美味しいところを全部持って行きました。更に謎を追加されました。。。2014/05/10
柚桜
2
「大丈夫。俺は浮気したりしない。リージュ一筋でいくから」これ告白ですよね?痴話喧嘩ですか?そこへマリィレーネ登場。あのイオが硬直アシュターなんて裸足で逃げ出しましたからね。どんな姉なんだ!!ゼルフォンと結婚させようという提案も悪くはないなーと。厳しいけど良い王になる気はしますし、ただあまりにも非道で冷酷なのが全てをぶち壊しに。イオはもう一つの人格とあまりにものほほんとしているのが全てが台無しに。アシュターに至ってはあの喧嘩っぱやい性格がもはや軌道修正不可能。まともな王子はいないのか!? 2012/10/01
ひのと
1
アシュターがいい人に見えてきた。末期!(笑)今回、黒イオさんの出番はありませんでしたねー。しかし、可愛かった。子犬ちゃん。お姉さまもなかなか良い性格でしたが…ゼルフォンさんの今後の行動に期待ですね!あ、あと妹姫は記憶を取り戻したほうが、私の妹好きとしてはあり難いです…仲の悪い姉妹見てるとかなしい…2012/09/15
ヤミなべ
0
うわあ
龍田
0
友人からの借り本。2011/05/19