内容説明
半日デートで、瞳子と姉妹になることを決めた祐巳。翌日の月曜日、祐巳はいつもより早く学校へ向かった。今日こそ瞳子にロザリオを渡すと、決心していた―。マリア像の前で、祐巳は瞳子と出会う。瞳子は祐巳よりも早く来ていたのだった!ふたりは昼休み、マリア像の前で会う約束をする。そのあと祥子の教室へ向かった祐巳は信じられないものを見て…!?姉妹誕生のメモリアルな一冊。
著者等紹介
今野緒雪[コンノオユキ]
1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮―竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kitten
11
マリみて再読。29冊目は、ついにロザリオの授受。祥子さまの前でってのがよかったな。あとは、演劇部の部長とのやり取りも。祐巳が本当にどっしりした感じがあってよい。そして、薔薇さま達のお別れ会。あの、伝説の安来節からもう一年たったんだなあ、もう卒業なんだな、と思うと寂しくなってくるね。祥子さまの奇行の話は覚えてる。これは、次まで残った伏線。卒業式の前に、遊園地リベンジ。2021/10/17
幸音
9
表紙がお気に入り。ようやくロザリオ授受を済ませ、紅薔薇つぼみ姉妹誕生。姉妹としてやっていくと思うと長かったし感慨深い巻になった。良かったね、おめでとう!3年生を送る会の準備期間でのまさかの差し入れ、そして祥子さまからの果たし状のような手紙や祐巳の書き間違いには笑わせてもらった。全体を通して、祐巳が次期薔薇さまとして、どっしりして貫禄が出てきたと思う。祥子さまが何を勉強しているのかは次で分かるかな?栄養ドリンクで酔っぱらってハイな祥子さまが可愛すぎ。1年生はいつ隠し芸のことを知ったのか、やはり聖さま?2013/11/15
yokki
8
瞳子ちゃんが祐巳の妹になるのかならないのか…?三年生を送る会も含め、あっという間に読み終えました。 乃梨子ちゃんと瞳子ちゃんの1年生できる子ペアが好き。2019/07/08
そばかす♪
8
やっと紅薔薇姉妹そろい踏み。隠し芸はきっと乃梨子が聖さまに耳打ちされたんだろうなぁ...2014/07/27
サウナ探偵
7
瞳子を妹にするのにゴチャゴチャやってたせいで影が薄かったけどさっちゃんもう卒業やんけ!となる1冊。2021/08/30