内容説明
見習い舞妓の千代菊は中学生。見習いというのはいずれ「店だし」して、一人前の舞妓としてデビューするもの。でも千代菊は、実は男の子なのだ。いつまで続けられるのかわからないのに、お座敷で知り合った着物会社の社長・一越さんから豪華な振り袖をもらってしまった。複雑な気持ちの千代菊に、意外な人物が接近して…?舞妓を始めたばかりの千代菊が経験した、祇園の夏の物語。
著者等紹介
奈波はるか[ナナミハルカ]
静岡県在住。某国立大の授業料免除学生として京都に10余年暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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