内容説明
腐れ縁の友人、結斗が「異世界に行きたい」と言い出した。いくら天才的な頭脳を持ち、ついでに容姿に恵まれた彼でも、まさか実現させるとは…!これまでも結斗が起こす騒ぎに巻き込まれてきた修は、目の前の現実を必死に否定した。でも無理だ。元の世界に戻るには、炎鍵という赤い石で神殿の封印を解かねばならないらしい。思いのほか簡単に帰る方法がわかり、浮かれた修だったが―。
著者等紹介
木崎菜菜恵[キザキナナエ]
4月20日生まれ。東京都在住。『十色トリック』で2006年度ノベル大賞佳作受賞。『空色のイシュラ―やさしい獣と月のない国』で文庫デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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