内容説明
クインシード王国第二王女のエヴァは、婚約者のアレックスと共に、謎の男ラ・コット伯爵に囚われていた。エヴァを守るため、王都に帰ることを拒むアレックスと、彼を帰そうとするエヴァ。ふたりの意見は平行線をたどるばかり。そんな中、ふたりが伯爵に連れて行かれた場所は、エヴァの記憶の中にだけある小さな古城だった。しかしエヴァは、目にした風景に強烈な違和感を覚えてしまい…。
著者等紹介
藤原眞莉[フジワラマリ]
1978年1月8日生まれ。福岡商業高等学校卒業。『帰る日まで』で、’95年上期コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆり
1
エヴァは本当に愛されているなあ。確かに彼女に惹かれる人たちの気持ちは分かります。エヴァの過去が一部明らかに。そしてアレックス……不憫。このままということはないと信じて続きも読みたいです。しかしタイトル、エヴァは確かに自由人だけど、恋にはまだ遠そう。2013/06/12
真尋
0
謎の少年ルウの正体が一部明かされたルウ押しの3巻。少しずつ見え始める真実にヒロインが能動的に動き始めますます期待する内容でした。そして不憫枠の婚約者殿はフラグがバッキバキになっている気がするんだが大丈夫かコレ。1巻から真っ直ぐに愛情表現しているだけに報われて欲しいけれど、この作品では報われない恋愛をしている人が多すぎて幸せになれなさそうで心配。
K-Wing
0
うーん、いまいち。 早く物語の核心部分に入っていってくれないかな。2014/03/19
cgatocairb
0
B
みのり
0
自分が望む展開にならなくても、そう来たかと新鮮な気持になったりします。 ただ今回はショックの方が大きかったです…彼への思い入れゆえに(笑) そして「姫君は自由に恋する」という副題は、そーゆーことなのねと今になって納得しました。 次回はエヴァの秘密にもっと近づけそうです。2013/07/30