内容説明
ふわふわでフリフリがなにより大好きな愛らしいファナ。いつも無心で自分を求めてくれた最愛の友を喪ったキリは、その痛みからなかなか抜け出せない。それでもロキシー、神父ハルやグラハム、シュトラールに見守られながら穏やかに旅を続けていくうち、思いがけないハルの初恋を知ることになる。だがそれは、主教の座を巡る陰謀や、自らの過去とも向き合うための先触れでしかなかった…。
著者等紹介
須賀しのぶ[スガシノブ]
1972年11月7日生まれ。上智大学文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひー坊
9
ハル師匠の過去・゜゜(ノД`)2019/09/13
nagi
8
ハル神父の巻。そしてどうやらこのシリーズ本編は、ここで打ち切りらしい(>_<)。過去と向き合えたハル神父がこれからどうするのかとか、キリちゃんの今後とか、シルヴァーナとはどうするのかとか、気になる事満載なのに⤵いつかどこかでまた出会える事を祈ります。2018/06/27
ちるる
5
ハル神父の過去話がメインかな?あとはキリの身の上も少し語られ、幼い身ではショッキングだったのだろうなと同情の気持ちが若干わきました。ディートニア側の力関係はまだよくわからないので、そこらへんが詳しく知りたい。2012/08/26
秋乃みかく
4
★★★☆☆ 本編最終巻。う~んここで終わっちゃいますかwこの作品、世界観とかは好きだったけどね。。。ちょっと残念。。2017/07/04
紫鈴
4
アジアンクールビューティーでめちゃ憧れていたキリが、実は中身がてんで子供で、国家転覆は唯の私怨で…今回極めつけ「先生の、ばかっっっっっ!!」なんだろう、このガッカリ感…。ハルの過去はまぁ予想通り。そっか、この作品打ち切りなんだね。そもそも須賀さんってどの作品もコバルト向けじゃないような気がするんですけど。☆32015/06/04