コバルト文庫<br> 伯爵と妖精―涙の秘密をおしえて

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コバルト文庫
伯爵と妖精―涙の秘密をおしえて

  • 谷 瑞恵【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086007474
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

妖精博士のリディアは、スコットランドで休暇を過ごしていた。雇い主で、彼女を婚約者扱いする妖精国伯爵・エドガーを好きになってしまうのが怖くて、ロンドンから逃げてきたのだ。ある日、妖精国伯爵の先祖にまつわる話を聞いたリディアは、真実を確かめようと人魚の一族が棲むマナーン島へ向かう。その頃ロンドンでは、エドガーと親交の深い画家ポールのもとに不思議な少女が現れて…。

著者等紹介

谷瑞恵[タニミズエ]
2月3日生まれ。三重県出身。『パラダイスルネッサンス』で1997年度ロマン大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅわ

37
【図書館】エドガーとリディアのシリーズ第七弾は琥珀と妖精バンシーのお話。エドガーの元を去ったリディアがスコットランドで休暇を過ごすところから始まりますが…あいかわらずこの二人にはジレジレ。さらにアーミンの行動にモヤモヤがつのります(涙) 宿敵ユリシスとの対決にひと区切りついたのかな?と思ったら…いよいよ本命・プリンスが出張ってくるらしい予感。ますます目が離せなくなりそうです。でもエドガー、酔っ払ってたとはいえ「アーミン」は無いよ(怒)2016/10/12

やまこ

21
伯爵と妖精シリーズ第7巻。スコットランドで妖精との休暇を過ごすリディアから始まる、青騎士伯爵の家付の妖精・パンシーとエドガーが本物の妖精伯爵に近づく話。リディアとエドガーが離れ離れからのスタートなので、後半とかで感動の再会なのかなと勝手に想像していたら意外とあっさりだった。でもやけっぱちになったエドガーが酒をしこたま飲んで違う名前でリディアに迫って何も覚えてないとか、もう本当「アーミン」とかつぶやくエドガー「アーメン」とか寒すぎるおやじギャグで感想とします(笑)ケルピーについて行けば良かったのに。2018/03/29

紅羽

11
買ったはずなのに見当たらなくて、これを読まないと先を読めないなと思い、もう一回買ってしまいました。相変わらず百戦錬磨なのにアプローチが逆効果なエドガーさん。最低とも取れる言動にリディアも呆れてはいますが、それでも徐々に信用は得ているようですね。2013/06/19

10
そろそろまたシリアスな話が増えていく。エドガーをかばったバンシーちゃん。彼女とポールお気に入りだったのにな……。2013/06/21

みぃー

10
アーミンの裏切りに傷付いているだろうエドガーを心配して駆け付けるリディア。うわぁー展開にドキドキした。エドガーは最低だったけど。レイヴンの「でもエドガーさま、オオカミでないときがあるのですか?」には笑えた。的確なツッコミだー!2013/05/10

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