コバルト文庫<br> マリア様がみてる―イン・ライブラリー

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コバルト文庫
マリア様がみてる―イン・ライブラリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086005272
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

学園祭が終わった翌々日の火曜日の放課後。祐巳は、とてつもない睡魔に襲われる。学園祭のあとの休日、いろいろ考えてあまり眠れなかったのだ…。薔薇の館での話題は、祐巳と由乃の妹選びのこと。そろそろ本気で考えなくちゃいけないのかな…と考えているうちに、祐巳は眠ってしまう。目を覚ますと『図書館に行ってきます』という祥子さまの書きおきが…。本をめぐるスペシャル・ストーリー。

著者等紹介

今野緒雪[コンノオユキ]
1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮~竜のみた夢~』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

幸音

15
表紙の紅薔薇姉妹の雰囲気がすごく素敵で好き。「静かなる夜のまぼろし」まだ髪が長い頃の静さまの話。「チョコレートコート」以前「レイニーブルー」でも触れられた二股したお姉さまと妹の話。なぜ寧子さんは姉妹解消を申し出なかったのか。妹・浅香と、真純。それぞれの視点で語られて、より切なさでいっぱいになる。「図書館の本」呼び名と本のタイトルで見事に騙された。まさかそうだとは予想すらできなかった。「イン ライブラリー」祥子さまが少しの間行方不明になって皆が探す話。祐巳にデレる瞳子が可愛くて可愛くてたまらない。2013/10/12

そばかす♪

12
軽くて読みやすいからどんどん読んじゃって、感想書く時にもう過去になってる(笑)2014/07/25

12
電子書籍にて読了。図書館に纏わるお話の短編集。瞳子ちゃん視点で舞台降板の件が語られる「ジョアナ」が好き。瞳子ちゃんは本当にツンデレかわいいね。「図書室の本」も良い。紫色の本の中に一冊だけ混じったピンク色の本。過去と現在の繋がりが素敵。2014/05/07

ぬー

11
★4.02017/09/05

kitten

10
マリみて再読。シリーズ19冊目は短編集。時系列的に、少し前の話からかなり前の話まで。最終話、「図書館の本」は、祐巳のお母さんのリリアン時代の話で「さーこ様」が登場する。本編ではお母さん同士が絡むことはほとんどないし、さーこ様も結婚して名前変わってるから気づいていないんだろうな。2021/07/15

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