コバルト文庫
砂漠の花〈5〉砂塵乱舞

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086004442
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「砂漠の罠」と呼ばれる流砂。自分を救おうとし、レンソールが罠に呑まれる姿を目の当たりにしたカリュンは、自失し昏倒していた。その眠りは深く、彼女を目覚めさせるには夢見の神官が必要だという。だが、神殿にカリュンの昏倒状態を知られるわけにはいかなかった。そんな折、カヤの町にいたセイランダは不安な夢を見る。それは、カリュンの思いが夢となって彼女のもとへ飛んだもので…。

著者等紹介

金蓮花[キンレンカ]
3月20日、東京生まれ東京育ちの在日朝鮮人三世。朝鮮大学師範教育学部美術科卒業。1994年5月『銀葉亭茶話』で第23回コバルト・ノベル大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsumi

6
図書館

MooMoo

4
再読。なんど読んでも褪せない。読むほどに、ちょっとした仕草がカリュンやレンソールたちの気持ちを表していたのだとわかってくる。この小説を読んで、砂漠のバラがとても気になり、モロッコにいった際、真っ先に手にいれてしまいました。2013/12/26

妃后

3
額に矢が刺さっても無事だったセイランダ。さすがフィクションというか、かすっただけだったのかなぁ?全員無事カップルになれて良かった。2015/11/09

はる

3
あー、終わってしまった…久々にドはまりした小説でした。レンソール…よかったね!ただ、カリュンが成人したときに聞ける神託も聞きたかったな。それに、アージエルとルシウムにも幸せになってほしかったなぁ…2014/02/01

ukyo

3
ようやく……!と拳を握って喜んだのも束の間、完結してしまいました。もう少し続きがあってもいいのに、と思わずにはいられません。2010/01/04

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