内容説明
「Uの烙印」事件のせいで留年し、この春めでたく六回目の四年生をむかえた善美。「卒業できなかったら結婚でも何でもしてやる」と切った啖呵があだとなり、母親の清美からは毎日“強制お見合い写真”が。容赦ない嫌がらせにパニクった善美は、娘のサナを連れて家出を図るが、激怒した母親はなんとS黄尾に追跡を依頼!善美vsS黄尾、世にも恐ろしい“身内狩り”ゲームがはじまった―。
著者等紹介
響野夏菜[ヒビキノカナ]
1972年11月20日、埼玉県生まれ。『月虹のラーナ』で1991年下期コバルト・ノベル大賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
17
再読。2015年439冊め。話の内容をかなり忘れていて、しかし三希があまり好きじゃなかったのは思い出した。2015/04/12
扉のこちら側
9
発売当初に初読。まさかの身内狩り。早輝子先生とらぶひーも大活躍。しかし善美ちゃん、今後どうなるの。2010/01/27
みとん
5
22巻。読メ登録前にすでに「読んでいる本」の消費で再読。「卒業できなかったら結婚でもなんでもする」と啖呵を切ったせいで、見合い写真をガンガン送られるようになった善美ちゃん。自業自得なんだけど、嫌気がさして突発的に家出。母が三百万でイエローテールに依頼したからものすごく事態が悪化して。サナちゃんのトキの人形と、三希の正体だけ覚えてた。あの行動は覚えてなかったけど。ユキヒラよりも女運が悪いのは善美ちゃんじゃないのかなぁ。らぶひーも多めに登場したのがとても嬉しかった!兵悟さんもだけどユサさんの反応とか(笑)2016/06/14
橘なつき
3
再読。善美ちゃん受難編、いや自業自得編?最初に読んだときは善美ちゃん側で読んでたから三希さんにうわぁってなったけど、今読むと善美ちゃん酷ぇってなるなあ…。2011/02/19
柚原ぴよ
2
善美ちゃん悪美になる。いやー、確かに善美ちゃんにも問題あるけど、善美母が追い詰めすぎ。そりゃあ善美ちゃんもぐれるよ。それを思うと天野家はかなり強烈な母ではあるけど、六月は素直に育てられたのね。一番平和な家庭な気もする。2014/03/23