内容説明
春から夏へと移ろう季節を迎えた四龍島。白龍市の色街・花路を束ねる飛のもとを黒龍市の雷英が訪れた。懐かしい客に喜ぶ飛だったが、聞けば盗賊団を追ってきたとのこと。内密に処理したいとの雷英の頼みで、領主のマクシミリアンには知らせぬまま港の警護にあった飛は、結局賊を取り逃がしてしまう。後には一味の少年が置き去りにされていたのだが…。大人気シリーズ、待望の最新刊。
著者等紹介
真堂樹[シンドウタツキ]
1月3日生まれ。都内某女子大の文学部卒業。『春王冥府』で第24回コバルト・ノベル大賞受賞
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