内容説明
『禁断の魔女たち‐赤い誘惑』―ダナティアが即座に有害図書に指定して床へ叩きつけた本である。“楽園”のメンバーをモデルにして書かれたデッチアゲ小説はこれ一冊ではなかった。時を同じくして妙な依頼も増え始めた。そのほとんどが自称ファンによる妄想願望入りの依頼である。これに手を焼いた楽園側は、元凶となった“ニセ楽園小説”の作者をみつけだすべく動きだしたのだが…。
著者等紹介
樹川さとみ[キカワサトミ]
1967年1月24日、鹿児島県生まれ。佐賀大学教育学部教員養成課程卒業。1988年、第1回ウィングス小説大賞入選
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感想・レビュー
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シュエパイ
8
まさか、元・義理の妹候補が、騎士として部隊を率いたうえで話の中核にやってくるとはなぁ・・・!そして、元・支部長どんこと、我らがアシャ・ネビィ氏の華麗なる大出世……!あぁ、やっぱりアシャさんはよい、よいなぁ・・・!再び、へっぽこ、の音が聞けて、なんだかうれしい巻でした。2017/06/22
まりもん
6
今回は色んなタイプのサラが登場。酒豪のサラが一番出ている期間が長かったのでメインはブラックサラなのか?仕事に支障が出始めて原因を調べてみれば、自分達を元ネタにパロディ本が出版されたのが原因だ。いつの間にか虹の谷の領主の伯爵にアシャがなっていた。再登場のレティシアとオルランドもなかなかのキャラだった。2011/07/17
toriko
3
いつの間にか伯爵になっていた支部長さんになんか心温かくなりますな。2012/11/03
こんこん
3
新婚マリアさんには、多分みんな複雑な気分だったと信じる。こ、これが娘をヨメに略。短編から引き続きのお二人が、なかなかいい味を出しておりました。お嬢さん、腕っ節までちゃんと騎士に。 2010/03/22
柚原ぴよ
2
再読。娘さんたちの薄い本出ちゃったよ!の巻。同時進行で帰ってきた支部長どん。さりげなくいろんなとこに伏線を張り巡らせてありましたね。支部長さんがみんなに愛されてることがわかってよかったです。ナハトールに会いたいわ〜2014/04/05