内容説明
男の子なのに祇園の舞妓として本格的にデビューすることになった「千代菊」こと美希也。すでに大評判の千代菊だが、しょせんまだ見習い。舞やお茶のお稽古や、先輩についてのお座敷見習いに励む毎日だ。ある晩、一緒にいた芸妓・銀華さんの持ち物がなくなった。それがなぜか千代菊のカゴの中から出てきたのだ!あっというまに「千代菊が盗みを働いた」という噂が広まって―大ピンチ。
著者等紹介
奈波はるか[ナナミハルカ]
静岡県在住。某国立大の授業料免除学生として京都に10余年住む
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感想・レビュー
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フブキ
2
このシリーズの今まで読んできた中で一番好きかも。そりゃ千代菊みたいに恵まれすぎた舞妓がいたらやっかみ買うのは当然だとしか。銀華さんの気風のいい性格がとても格好良かったです。2010/07/12
末森咲夜
2
オチはわかってたんだけど、気持ちがわかるだけに…。銀華さん、良かったな。【T図書館蔵書】2009/07/13
kagetrasama-aoi(葵・橘)
1
”少年舞妓・千代菊がゆく!”第四巻。2014/11/05
Miki Shimizu
0
千代菊が姐さんの大事なものを盗んだ?!せっかく決まった店だしもやめろってプレッシャーかけられるし、みんなからは意地悪される。2015/06/04
紫鈴
0
銀華姐さんかっこいい!まぁデビューしたてで顔よし金持ちの楡崎がついてたらそりゃあやっかみもされますよ。☆4
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- 和書
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