内容説明
昼時の保健室で行衡は、みさおがいつも以上に苛立っていることに気づく。だが、原因は花音でも知らないらしい。そこへ、千石重造という老人が激怒して乗り込んできた。慈吾朗の薦めたセキュリティが原因で、盗難に遭ったというのだ。しかも、システム自体が五月と花音の冗談をもとに組んだものだった。それを知った重造は、盗まれた品を取り戻すまでみさおを人質にすると言い出して…。
著者等紹介
響野夏菜[ヒビキノカナ]
1972年11月20日、埼玉県生まれ。『月虹のラーナ』で1991年下期コバルト・ノベル大賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
7
発売当初に初読。三年も待ったのに、このふたりどうなってしまうの?2010/01/23
凍矢
5
ようやく続きが読めましたー。S黄尾の第19巻~♪まさかこの年で読めるようになるとは。大事に温めてきただけありました。みさお様本気ですねー、の巻。サブタイトルの通りでした。この一言に尽きますね。2016/08/04
みとん
5
19巻。読メ登録前にすでに「読んでいる本」の消費で再読。前巻からほとんど覚えがないのは、1回くらいしか読んでなかったのかな?今回はようやくミサオの番。最初はジゴローのせいで人質にされ、その後はリアルに拉致。それにはミサオの過去が関係していて・・・。泣いてるミサオという珍しいものが見れました。で、どうでもいいけど、ジゴローの妻と子どもの存在って、初期にちょこっと出てたような。子どもも育って家を出て暇になったから高校に入ったって。あと、善美ちゃんの元妻は強盗じゃなくて、強盗殺人だし、拉致も上海のがあるじゃん。2016/06/11
こにゃん
4
みさおちゃん大好きな私としては外せない一冊です2010/03/16
清梢
3
さおちゃん大好きだから、グッと来た一冊。2004/02/20