内容説明
宝玉を守る番人の息子でありながら、魔術の才能がなかった少年・ロー。父の亡き後は、住んでいた城を次の番人一家に明け渡さなければならなかった。ローだけに話しかけてくれた宝玉・レヴィローズと別れて。時が流れ、幼くして魔術の天才といわれているエリオスの家庭教師として城に戻って来たローは…?ジャスティーンの母・サーシャの物語『黄昏の呪文』と、短編『ダリィの日記』も収録。
著者等紹介
高遠砂夜[タカトオサヤ]
1967年12月25日、石川県生まれ。『はるか海の彼方に』で、第二十回コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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凍矢
4
今回は、3編の短篇集でした。火の玉娘の日記は、どうでもよくて。主人公の父親と炎の精霊の話が、やはり面白かったです。主人公の両親の話でもありましたし。謎が解けました。2013/09/02
ひきけ
3
このシリーズは好きで、ちょこちょこ読んでた。そして過去話!!レヴィローズは変わらないけど(宝石だしね!精霊みたいなモンか/ぇ)ジャスティーンのご両親のお話が読めて嬉しい~。あとローさんが若い頃とジャスティンの頃とはエラい違いますね!これも人生経験のお蔭なのか所為なのか?! あと、シリアスな二編と違ってコメディ満載?!な”ダリィの日記”には笑わさせてもらいました♪…良いキャラだよダリィ(笑)2010/07/27
あおいたくと@灯れ松明の火
3
番外編な短編集。幼少期のエリオスが可愛い。もっと親世代(?)の話も読んでみたいなと思えた一冊。2009/08/23
せいや
3
★★★☆☆ 短編集。もしかしたらシリーズ中で一番好きかも。ケディ・ローはいい人だ。2002/12/02
Natsumi
2
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