内容説明
この巻は、20世紀半ばから現在まで、中華人民共和国が成立してからの時代をあつかっています。
目次
第1章 中華人民共和国と朝鮮戦争(中華人民共和国の成立;朝鮮戦争始まる;第一次五か年計画)
第2章 大躍進運動と人民公社(農業の集団化をはかる;大躍進運動の始まり;全土をおそう大飢饉)
第3章 文化大革命起こる(毛沢東のまきかえし;文化大革命一〇〇万人集会;なぞの林彪事件;国際国家中国をめざす;第一次天安門事件起こる)
第4章 〓(とう)小平と改革開放政策(〓(とう)小平の時代
第二次天安門事件起こる
進められる改革開放政策)
第5章 今日の中国と世界
著者等紹介
川勝守[カワカツマモル]
大正大学教授、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コダマ
11
共産党の動き 朝鮮戦争→大躍進運動→文化大革命→鄧小平と改革開放政策
がんぞ
7
米国(宗教否定の共産党を憎む)・ソ連(イデオロギーに関係なく、自国に有利な方を選ぶ)は、国民党が国共内戦(双方百万以上の陸軍が激突する、WW2以上の悲劇だった{人を殺すには刃物が最上})で敗北するとは思っていなかった。朝鮮戦争でスターリンに北朝鮮支援を命令されて、台湾侵攻を断念、かわりにチベットを支配下に置いた(共産党好意的ダライ・ラマも“殺されろ”には応じられない)。その毛沢東だが!「誰であろうと気象異変には勝てません」嘘つけ!“三年大飢饉”は完璧、毛の責任!「4億の人民を食べさせる」共産党の…正当性?2015/06/14
荒野の狼
5
1949年の中華人民共和国の成立から1997年の鄧小平の死までを4章の漫画で描く。1997年から2006年までは第5章「今日の中国と世界」で写真付きの解説で短く主な出来事がまとめられている。数時間で読了可能な中国の現代史をまとめた唯一の学習漫画として有用。毛沢東と鄧小平を中心で、毛沢東はその理想、大躍進政策と文化大革命の誤りと失敗。鄧小平は改革開放政策と第二次天安門事件が描かれる。2021/02/28
LibraBee!
2
中国の歴史上の人物である「毛沢東、鄧小平、蒋介石」の名前は覚えているが、誰が何したのか忘れてしまった。前から気になっていたところ、図書館児童コーナーで見かけたので借りることに。 読んで面白かったのは、なぜか自分の記憶の中では、毛沢東と蒋介石の役が逆転していたこと。記憶って、いいかげんだなと思った。 自信を持って「XXっていったよね?」って人に言うのは控えて、謙虚にしていこうと今日は思った。 最近、漫画学習シリーズの新しいものが発売された。そろそろ買おうかな。2015/12/27
Bookcover
1
にしても、毛沢東って似顔絵描きやすそうですね。2018/10/08
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