内容説明
アルフレッド・ノーベルは、「ノーベル賞」のうみの親として、また、ダイナマイトの発明者としてゆうめいです。ダイナマイトの発明により、巨額の富を得たノーベルでしたが、一方では、この発明が戦争につかわれるようになったことに心を痛めました。世界の平和と科学の進歩を願っていたノーベルは、自分の財産をつかって、「人類のために大きな貢献をした人に、毎年賞をおくるように」という遺言状をのこしてなくなりました。この遺言をもとに設けられたのが、「ノーベル賞」です。
目次
すてきな誕生日
お父さんの工場で
ひとりぼっちの旅立ち
アルフレッドの勉強
戦争がはじまる
長い冬のあとに
おそろしい火薬
ダイナマイトの発明
発明におわりはない
平和へのねがい